ペレス、トラックリミット違反でQ3タイム抹消。スプリントは13番手スタートに
レッドブルのセルジオ・ペレスは、F1オーストリアGPの予選Q2でのアタックがトラックリミット違反だったと認定。Q2、およびQ3のタイムが抹消され、スプリントは13番手からスタートすることになった。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
レッドブルリンクで行なわれているF1オーストリアGPの予選で、セルジオ・ペレス(レッドブル)はQ2突破を決めたアタックがトラックリミット違反だったと認定され、2日目のスプリントは13番グリッドからスタートすることになった。
オーストリアGPの予選で、ペレスは予選Q2を7番手タイムで突破。Q3に進出し、最終的に4番手から2日目のスプリントに挑む予定となっていた。
しかし予選Q3が開始される前、ペレスはQ3進出を決めたアタックがトラックリミット違反だった疑いが持ち上がり、審議対象になった。ただスチュワードが『Q3が始まるまでに特定されなかった』と認めるように、既に予選はQ3へと進んでおり、ペレスの件は後ほど裁定が下される形となった。
そして結局、ペレスのQ2でのアタックラップはトラックリミット違反だったと認定。公平性を期すためにもQ3のタイムが抹消され、さらにQ2のタイムも抹消となったことで、ペレスはスプリントを13番手からスタートすることになった。
FIAからの告知には次のように記されている。
「チームはQ3を競うためにリスクを負い、そしてリソースを費やしていると主張していた」
「スチュワードはその主張を認めている。しかしながら、セッション後にペナルティを評価する場合でも、それは他の状況と何か変わるものではない」
「(トラックリミット違反に対する)通常のペナルティはラップタイムの削除だ。そしてスチュワードは今回も同様のペナルティを命じている」
「ただしかし、結果として当該ドライバーはQ3へ進むことができなかったことだろう。そのため、他の全競技者へ公平を期すために、スチュワードはQ3の全てのラップタイムを削除するように命じた」
ペレスのタイム抹消の結果、4番手にはメルセデスのジョージ・ラッセルが並ぶことになる。また、今回のタイム抹消が即座に下されなかったことによる最大の被害者は、11番手でQ3進出を逃したピエール・ガスリー(アルファタウリ)ということになるだろう。
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