F1 サウジアラビアGP

レッドブル、バーレーンで抱えた複数のトラブル修正と解決に自信。上位争いに不安なしか

マックス・フェルスタッペンは、F1開幕戦では対処すべき問題がかなりあったと認めつつ、第2戦サウジアラビアGPに向けては修正策が見つかったと自信を示している。

Adam Cooper

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公開日時: 2022/03/26 9:00

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Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

 2022年のF1で有力候補のひとつだと目されているレッドブルは、開幕戦からその前評判通りの速さを見せ、フェラーリと優勝争いを展開した。しかし最終的にはマシントラブルによりまさかのダブルリタイアという結果に終わった。

 チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、チームが問題解決のために”忙しい数日”を過ごしたと第2戦サウジアラビアGPを前に発言。直接リタイアの原因となった燃料ポンプのトラブル以外にも、ブレーキの冷却やフロントサスペンションにも懸念があったという。

 ただホーナー代表が明かした努力の甲斐はあったようで、マックス・フェルスタッペンは開幕戦で直面した問題については解決策が見つかったと自信を持っている様子だ。なお燃料システムのトラブルについてはすでに対策を講じており、問題にならないはずだとチームは明かしている。

「僕らには、乗り越えなくちゃならないいくつもの小さな問題があった」

 フェルスタッペンはmotorsport.comにそう語った。

「でも全体的にポジティブなのは、このクルマに競争力があるということだ。それが一番重要なことでもある。競争力の無いクルマをどうにかするより、修正する方が楽だと思うよ」

 ブレーキの冷却に関しては、他車に接近した状況で走った時に懸念が生じていたという。しかしサウジアラビアGPでは、問題が起きないことを期待しているという。

「テスト中にももちろんブレーキは熱くなっていた」

「それでちょっと修正を試みて、レースに向けて十分だと思っていた。でも当然、他のマシンに接近して戦っていると(ブレーキは)熱くなる。それにはしっかりと注意しなくちゃならなかった」

「だからシャルル(ルクレール/フェラーリ)とのバトルは基本的に3周だけだった。ブレーキが”燃えて”いたから下がらざるを得なかった。凄く注意しなくちゃいけないんだ」

「ブレーキに余裕が無い時に、無理して走っても仕方がない。それではタイムもロスしてしまうから、問題を修正しようとしているんだ。今週末には、もっと良くなっていることを期待している」

 またホーナー代表は、バーレーンGPの決勝レースで、他のマシンの後方を走ったことが、RB18のブレーキの問題を浮かび上がらせたと認めている。

「このブレーキの問題を、冬季テストで再現するのは非常に難しいと思う。20周にわたって先行するクルマについていかなければならないのだからね」

「クリーンエアの中で走行した際、我々はブレーキ温度に何の問題も抱えていなかった」

「問題は乱流の中にいる時で、チェコ(セルジオ・ペレスの愛称)もマックスもフロントのブレーキディスクの温度が急激に上昇してしまった。その結果、ドライバーが乱流の中にいる際は、(ブレーキを)マネジメントすること、引くことを求めることになった。レース中、リヤブレーキには問題はなかったよ」

「お話したように、テストでクリーンエアを走っても、乱流の中を走っても問題はなかった……しかし(レースでは)問題が発生した。言うまでもなく修正する必要のある点だ」

 なおフェルスタッペンはこうしたトラブル以外にも、最後のピットストップを終えた後に、ステアリングに問題が出ているとフラストレーションを訴えていた。

「ピットストップのとき、マシンを(ジャッキから)降ろした時に何かが起きて、ステアリングにダメージがあったんだ」と、フェルスタッペンは言う。

「その後のドライビングは楽しめるモノじゃなかった。カルロス(サインツJr./フェラーリ)をディフェンスしなくちゃいけなかったしね。マシンの挙動やバランスから、何が起きるか分からなかったんだ」

「結局、(ステアリングの不具合は)リタイアするような問題じゃなかったけど、ここで同じような事が起こらないように修正したいと思う」

 ステアリングの件に関してホーナー代表は当初、マシンをジャッキから降ろした際にトラックロッドがダメージを受けたのではないかと示唆していた。ただ後の調査では、別の場所に原因があったことが判明したと明かした。

「結局のところ、その問題を引き起こしたのはステアリングとは関係ない内部サスペンションのコンポーネントだったが、ステアリングに影響を及ぼしていた」と、ホーナー代表は明かす。

「ジャッキから落とされたとき、問題が拡大してしまったんだ」

 なおサウジアラビアGP初日のFP2では、フェルスタッペンはルクレールに次ぐ2番手タイム。ペレスは4番手タイムを記録している。

 

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