レッドブル代表、Q3終盤ハミルトンの“スロー走行”問題視せず「駆け引きもゲームの一部」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ハンガリーGP予選終盤にルイス・ハミルトンがとったスロー走行の駆け引きについて、それもレースの一部だとして大きく問題視はしなかった。

レッドブル代表、Q3終盤ハミルトンの“スロー走行”問題視せず「駆け引きもゲームの一部」

 F1第11戦ハンガリーGPの予選では、メルセデスのルイス・ハミルトンが速さを見せ、第4戦スペインGP以来のポールポジションを獲得した。

 タイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.4秒差をつけたハミルトンが予選では完勝した形だが、彼は予選終盤の動きが原因で批判も浴びることになった。

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 予選Q3終盤、最後のアタックに向かうアウトラップで、ハミルトンはレッドブル勢ふたりの前のポジションを確保していた。批判の的となったのは、ハミルトンがそのアウトラップを非常にゆっくりと走ったことだった。

 現在のF1では、予選時アウトラップではポジションを守り、前のドライバーに追い抜きを仕掛けないという“紳士協定”があり、それを守ったセルジオ・ペレス(レッドブル)はアタックできずに終わってしまった。なおフェルスタッペンはギリギリでアタックに入ることができたが、タイムは更新できなかった。

 既にトップタイムを記録していたハミルトンのこうした動きには、SNSなどでは批判的なコメントも見られた。

 しかしレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、最終セクターのスロー走行についてチームとして深刻な不満は無く、“ちょっとした駆け引き”だと語っている。

「ルイスは素晴らしいラップを纏めて、貯金があった。彼が我々にクリーンエアでの走りをさせようとしていなかったのは明らかだ」

「だが、そうするのも彼の権利だ」

「彼はトラック上でポジションを確保していた。我々として、何か重大な問題は抱えていない。今は明日のことが全てだ」

 また仮にレッドブルが逆の立場だった場合、ハミルトンと同じことをしたかと訊かれたホーナー代表は、こう答えている。

「我々はよりタイヤの準備に焦点を合わせていただろう。フェルスタッペンのラップタイムは、ルイスのベストライムからは離れていたことは分かっていたからね」

「彼(ハミルトン)は明らかに後方での出来事に関心を持っていた。だがそれもこのゲームの一部だ」

 また最終アタックに入れなかったペレスは、Sky Sportsの取材に対して、アタックが行なえたならベストタイムを更新できると考えていたと語っている。

「残念だけどそう(タイム更新)はならなかった。最後のアタックのチャンスは失ってしまったんだ」と、ペレスは言う。

「クルマからは引き出せるタイムがまだあると思っていたんだ。ここはコーナーが多いけど、ひとつのコーナーでもタイムを十分に稼ぐことができる」

「凄く残念だ。最終的には明日の決勝に向けてまずまずのポジションにつくことはできた。でもメルセデスがとても強いだろうということも分かっている」

「だから明日は彼らにたくさんプレッシャーを与えられればと思っている」

 

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