F1
リカルド、マクラーレンの再起に向け覚悟を決める「忍耐強さが肝心……駄々をこねるには早すぎる」
ダニエル・リカルドは、低調気味のマクラーレンが競争力を完全に取り戻すためには、時間がかかると腹をくくっている。

Jonathan Noble
編集: 2022/04/04 23:40
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F1の2022年シーズンでは、フェラーリが大きく躍進しコンストラクターズランキングトップに躍り出た一方で、そのフェラーリと昨年ランキング3位を争ったマクラーレンは大きく低迷。マクラーレンのダニエル・リカルドは、低迷するチームが再び上位に戻るには時間がかかると考えている。
リカルドは開幕2戦を終えて、未だポイントを獲得できていない。新型コロナウイルス陽性によりバーレーンテストに参加できず、第2戦サウジアラビアGPではリタイアを喫するなど、パフォーマンスを取り戻す機会にも恵まれていなかったのもその一因と言えよう。
チームは2022年用マシンの『MCL36』に十分なダウンフォースがないことがマクラーレン低迷の原因だと推測しており、リカルドもアップデートの投入までに時間がかかるため、一気にパフォーマンスが改善することはないと考えている。
チームの再起に向け長い道のりを覚悟しているのか、とmotorsport.comに尋ねられたリカルドは次のように答えた。
「ああ、そう思うよ。それにメンタル的にもそう考えているべきだ」
「もし2戦目でトップ5を争えていたのなら、それはそれでいいことだ。ボーナスみたいなモノだよね」
「でもメンタル的に、冷静沈着かつ平然、スマートであり続けるべきとも言うか……僕らは0.3〜0.4秒を追い求めている状況ではないと理解する必要がある。優勝争いに加わりたければ、1秒以上は必要になる」
「だから一朝一夕に成せるモノではないと思っている。忍耐強くいる必要があるんだ。チームとしての健全性のためにも、そうすることが重要だと思う。駄々をこねるには早すぎる」
Daniel Ricciardo, McLaren
Photo by: Steven Tee / Motorsport Images
現在のマクラーレンにはチームが望むパフォーマンスがないものの、チームは今シーズン中に事態を好転させることができるとリカルドは考えている。
「もしそうなるとしても、望んでいたところよりも確実に少し遅くなるだろうね」と彼は言う。
「先走らずとも、もし今年のどこかで挽回してレースで勝っても、僕は実際驚かないだろうね。僕はチームと実施中のプロセスを信じている」
「僕らには、やり遂げられる人たちがいる。僕はアンドレアス(ザイドル/チーム代表)を始めとする人たちを100%信頼している」
「見ての通り、バーレーンGPはちょっとした危機的状況に陥っていた。そこからはすぐに抜け出せたと思う」
「ただ、僕らが状況を立て直さなければならないのは事実だ。少なくとも、彼はそうするのに適した人物のひとりだと思う。6ヵ月後の僕に聞いてみてほしい。もしかしたら、今の状況に驚いていないかもしれないよ」
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