マクラーレン、”勝利”目指して虎視眈々。リカルド「栄光を掴めるか、トライができる」
ダニエル・リカルドは、F1イタリアGPでマクラーレンが状況を一変させ、優勝を狙うチャンスがあると考えているようだ。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1第14戦イタリアGPを2番グリッドからスタートするダニエル・リカルド(マクラーレン)は、優勝できるチャンスもあるとして、スタートからアタックしていくと誓った。
スプリント予選レースを首位で終えたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がパワーユニット交換のペナルティでグリッド降格を受けたため、スプリント予選を3番手で終えたリカルドは、決勝レースをフロントロウからスタートすることになった。
リカルドは、マクラーレンがすでにスプリント予選で力強いパフォーマンスを見せていることから、レース序盤でポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を交わし、優勝を狙うチャンスがあると考えている。
「スタートで何が起こるか見てみよう」とリカルドは語った。
「当然だけどレースをリードできる可能性があると思うので、それを目指して、それからその後の50数周をどうするか考えたいと思う」
「僕はかなりポジティブな気持ちで臨んでいる。僕たちは間違いなく、状況を少し変えることができると思う」
「ピットストップはチャレンジだと思う。ピットストップ・ウインドウに関しては、より速いマシンがスティントを伸ばしたり、クリーンエアで走ったりするチャンスが生まれるので、そこは注目しなければいけない部分だと思う」
「でもスタートはアタックして、栄光を掴めるかトライできると思う」
チーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、あらゆるチャンスを掴んで勝利を目指すとしながらも、現実的にはポイントを獲得することが最大の目標であると語った。
しかしその一方で、今回のスターティングポジションが、マクラーレンにとって有利な状況であることも認めている。マクラーレンはランド・ノリスも3番手からスタートするのだ。
「毎週日曜日はレースに勝ちたいと思って起きるが、純粋に我々のパフォーマンスだけでそれを実現するのは難しいだろう」
「しかし、我々は2番手と3番手からスタートする。競争力のあるマシンを持っていれば、そこに行くチャンスがあるかもしれない。それが我々のアプローチだ」
「もちろん、愚かなことをしようとは思わない。だが、モンツァで2番手と3番手からスタートして、しかもターン1までの距離も長い。良いトウを得れば、ターン1後にトップになるチャンスは常にある」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments