リカルド、Q2落ちでモナコウィナーのプライドに傷「ノリスから1秒も遅いなんて信じられない」

ダニエル・リカルドは、F1モナコGP予選でチームメイトのランド・ノリスから1秒も遅れたことを信じられないようだ。

リカルド、Q2落ちでモナコウィナーのプライドに傷「ノリスから1秒も遅いなんて信じられない」

 F1モナコGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスがポールポジションのシャルル・ルクレール(フェラーリ)から0.274差の5番手に食い込んだ一方、チームメイトのダニエル・リカルドは12番手でQ2敗退に終わった。

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 ノリスがQ3で記録したベストタイムは1分10秒620で、これはリカルドがQ2で記録した1分11秒598よりも約1秒速いタイムだが、これはコースコンディションの向上に助けられた部分も大きいだろう。だたリカルドは、週末を通してチームメイトとの間にペースの差があると感じており、その理由を説明するのに困っているという。

 というのも、リカルドは元来モナコを得意としている。彼はキャリアで3回ポールポジションを獲得しているが、その内2回はレッドブル時代にモナコで記録したもの(2016年、2018年)。2016年のレースはピットストップのミスにより勝利を逃したが、2018年はポールトゥウィンを達成している。

「悔しいというよりも、困惑しているという感じかな」

 予選を振り返り、リカルドはそう語った。

「ここでは予選が本当に大事だから、もちろん悔しいし動揺している。それは今のポジションというよりも、(ノリスに対して)ほぼ1秒遅れていたということに対してだ」

「(原因は)自信がないから、まだ学ぶべきことがあるから、だと言いたいところだけど、他のサーキットじゃ1秒も差はつかないんだ」

「『何かが壊れていたんだね』とは思わないけど、もっと大きな視点で考えないといけない。ここでこんなに遅いのは信じられないからね」

「もちろんここではマックス(フェルスタッペン)と(チームメイトとして)やり合ってきた。ランドは確かに速いけど、僕の方が1秒も遅いなんて信じられない。彼のことを悪く言うつもりはないけどね」

「この週末を通して、フィニッシュラインを越える度に感触は良かったし、良いラップだと思っていた。でもある時はランドよりも1.2秒遅かった。だから今はその答えを見つけられていない」

 リカルドは今週末を通して、マシンの感触に不満を感じたことはないという。

「突き詰めていけばもっとリヤのダウンフォースが欲しいけど、バランスという点で言えばここよりもこれまでのレースの方が苦しんでいた気がする」

「ここは市街地コースでバンピーだし、マシンがなかなか完璧な状態にならないことは予想できていた。だから『マシンが酷い。これじゃあ走れない』と考えたことはない」

「確かに改善の余地は常にあるものだけど、根本的には何も(不満を)感じていなかったので、ラインを越えた時には『(ノリスから)コンマ1、2秒落ちかな』と思っていた。でも実際のギャップを聞いた時僕は『みんな、今は何も言えない。申し訳ない』といった感じだった」

 マシンに何らかの問題があると考えているのか? そう尋ねられたリカルドは次のように答えた。

「質問してみるよ。チームは調査をしてくれるだろうから、僕の方からこれが原因だと断言したり、チームのみんなを批判したりはしたくない」

「さっきも言ったように、木曜のFP1から同じようなことが繰り返されていた。少しは前進した可能性もあるけど、それでもコンマ5秒差に入れたかも分からない」

 またリカルドは、自身とノリスのタイム差をドライビングスタイルが違うせいにはしたくないと語った。

「少しはドライビングスタイルにも違いがあるし、ブレーキングのテクニックにも違いがある。だからマシンを最適化できていなくともコンマ2、3秒は僕の方が遅いだろうね」

「でも1秒というのは、とても大きい差だと思う。問題を見て見ぬ振りして『これさえ直せばベストだ』とは言いたくない」

「まだ頑張りたいし、改善できることもあると思う。でも今週末は、これまででも一番妙な週末だった」

 

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