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フェラーリ移籍は成功? サインツJr.「ドライバーを破滅させるようなチームじゃない」

カルロス・サインツJr.は、2020年まで在籍していたマクラーレンの”家族的”な雰囲気が、同チームで成功させた秘訣だと語るが、2021年から移籍するフェラーリでその要素が不足することを心配していないと語る。

Carlos Sainz, Scuderia Ferrari

 カルロス・サインツJr.は、2020年限りで契約を延長されなかったセバスチャン・ベッテルの後任として、2021年からフェラーリのマシンを走らせることになっている。

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 ベッテルはフェラーリ加入当初は力強いパフォーマンスを披露したが、チームの競争力が低下し始めるのと同じように苦戦するレースが多くなっていた。そして2019年にシャルル・ルクレールが加入したことで、ベッテルのチーム内でのポジションに影響を及ぼすことになった。いきなり高いパフォーマンスを発揮する若いルクレールがチームの中心となり、ベッテルへのサポートは徐々に減少しているように外部からは見えるようになったのだ。

 そしてフェラーリは、前述の通り2020年限り限りでベッテルとの契約を延長しないことを決定。マクラーレンのドライバーであったサインツJr.を獲得することを決めた。そのサインツは2020年シーズンにマクラーレンで2度の表彰台を獲得、ランキング6位になるなど活躍を見せた。

 ただ一方でフェラーリは大苦戦。ランキング6位という1980年以来の大低迷シーズンとなってしまった。そんな中でもベッテルを放出したというフェラーリの行動は、サインツJr.にとって”使い捨てにされてしまう”という警告になるのではないか? そんな見方もできるが、サインツJr.本人はそれを否定する。

「フェラーリは、ドライバーを破滅させてしまうようなチームじゃない」

 そうサインツJr.は主張する。

「ベッテルのキャリアを見れば……誰がそんなフェラーリで、彼のように5年間も過ごしたいと思うだろうか?」

「僕がひとつのチームにいた最長の期間は2年だ。もしフェラーリがドライバーを破滅させるようなチームであるとしたら、ルノーやトロロッソ、その他のチームは一体何なんだろうか?」

「アロンソもフェラーリで5年間過ごした。そういうところを見れば、フェラーリがドライバーを破滅させるようなチームには見えない。ただ循環しているだけだ」

「もちろん、フェラーリで良い環境を作りたいと思っている。マクラーレンの時と同様にね。僕にはすでに、機能するチームを作り上げた経験がある。マクラーレンの時と同等、あるいはそれ以上のチームが作れればいいと思う。それを手に入れるために、最善を尽くすつもりだ」

 サインツJr.は、自分を優れたドライバーに成長させてくれたとして、マクラーレンを称賛。事実サインツJr.は、2年連続でランキング6位となっている。

「マクラーレンは、ドライバーとして自分の最高のバージョンを手にすることを可能にしてくれた」

 そうサインツJr.は語った。

「今の僕は、トロロッソやルノーのいた時の改良版だ。レース、スタート、予選のいずれも改良することができたが、ハッキリとどこが良くなっているのかは分からない。おそらく、継続的に進歩している。僕が予想していたモノよりもね」

「マクラーレンでは、他のチームにいた時よりも快適に感じていた。契約期間が2年だったという安定性により、ドライバーとして向上しマシンへ適応し、そしてパフォーマンスを向上させることができた。この2年間についてはとても満足しているし、とても感謝している」

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