速報ニュース
F1 ポルトガルGP
本人も驚きの首位快走劇。メルセデスの前に出るのは「簡単だった」とサインツJr.
カルロス・サインツJr.は、ポルトガルGPのレース序盤でメルセデスの2台をオーバーテイクするのは、“かなり簡単だった”と語った。

Jonathan Noble
公開日時: 2020/10/26 8:11
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

アルガルヴェ・サーキットで行なわれたF1ポルトガルGPのレース序盤はサプライズに満ちたものとなった。マクラーレンのカルロス・サインツJr.がメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスを相次いでパスし、ラップリーダーに躍り出たのだ。
Read Also:
メルセデスの2台はフロントロウからレースを迎えたが、スタート直後はミディアムタイヤのウォームアップに苦しんでいた。一方マクラーレンの2台はソフトタイヤの利を活かし、みるみるうちにジャンプアップ。サインツJr.に至っては7番手からトップに浮上した。
6周目にはその座から陥落したとはいえ、サインツJr.本人も驚きの首位快走劇となったが、彼曰く、今回の出来事はひとえにタイヤのアドバンテージがあったからこそ起こったことであり、非常にシンプルなものだったという。
「彼らに並びかけるのは、正直とても簡単だったよ」とサインツJr.はスカイF1に語った。
「実際には厳しい戦いだったという訳ではない。まるで僕たちがいつも彼らの近くを走っているかのようだった」
サインツJr.は首位に立てた要因として、ウォームアップラップでタイヤを十分に温めることができたのが鍵になったと考えている。
「ウォームアップラップでは、タイヤの温度を上げることに重きを置いていた」とサインツJr.。
「ミディアムタイヤを履いているマシン、ソフトタイヤを履いているマシンと色々いたけど、フォーメーションラップで他より温度を数℃上げられたことが、1周目に良い結果をもたらしてくれたと思う」
オープニングラップでハミルトンの前に出たサインツJr.だが、ハミルトンのブレーキングが早すぎたことで危険を感じる場面もあったという。
「彼(ハミルトン)のブレーキングが早すぎたので、危うくクラッシュするところだった。でも僕は問題なくアウト側から回り込むことができた」
「そうしたらバルテリが見えたけど、もう雨が降っていなかったから、彼のペースは上がるだろうと思っていた。でもとにかく僕はとても快適にマシンを乗りこなしていた」
「そして僕は彼のミラーにノーズを見せて、プレッシャーをかけようとした。そうしたら彼はエイペックスにつくのを少し失敗したんだ。僕がノーズを見せたことで彼はミラーを見て、エイペックスを逃したんだと思う。それが僕のリードに繋がった」
メルセデス2台に逆転を許した後のサインツJr.は最終的にタイヤの摩耗に苦しめられ、6位でのフィニッシュとなった。これに関してサインツJr.は、マクラーレンが現在特に直面している問題だと考えている。
「確かに、僕たちはここ数レース、気温に低いコンディションで苦戦している。僕たちのマシンは中速コーナーでアンダーステアになりがちで、左フロントタイヤにダメージを与えてしまうんだ」
「これは最近のマシンの特徴でもあるので、原因を探っていかなければならない。なぜなら、今日グレイニング(ささくれ摩耗)が発生しなければ、少なくとも4位か5位にはなれたと思うからだ」
Read Also:
- ソフトタイヤでのスタートは正解じゃなかった……レッドブルF1代表認める
- 圧勝の裏で、自分の身体と戦っていたハミルトン「脚が痛くて、何度もアクセルを抜いた」
- ガスリー、抜群のタイヤマネジメントで5位入賞「“小さな勝利”のように感じている」
- フェルスタッペン、思い通りのレースできず。序盤に接触したペレスは「自滅した」とバッサリ
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ソフトタイヤでのスタートは正解じゃなかった……レッドブルF1代表認める
次の記事 ペレス、ガスリーへのブロックで”異例”の叱責処分。10グリッド降格ペナルティにリーチ
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Jonathan Noble

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす
F1
F1 2024/12/29
大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす
F1
F1 2024/12/27
ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識
F1
F1 2024/12/25
僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from
カルロス サインツ Jr.

今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断
F1
F1
アゼルバイジャンGP
1 ヵ月前
今季初Q3進出のカルロス・サインツJr.、黄旗無視で痛恨の5グリッド降格ペナルティ。減速が不十分と判断

サインツJr.の現役生活は2040年まで続く? 同郷アロンソのような“長老”となることも辞さず「『もういい』と言う人の気持ちが分からない」
F1
F1
イタリアGP
1 ヵ月前
サインツJr.の現役生活は2040年まで続く? 同郷アロンソのような“長老”となることも辞さず「『もういい』と言う人の気持ちが分からない」

マドリンクが退屈なのは、サインツJr.のせい? ロズベルグ「アンバサダーなら責任はあるだろう」
F1
F1
スペインGP
1 ヵ月前
マドリンクが退屈なのは、サインツJr.のせい? ロズベルグ「アンバサダーなら責任はあるだろう」

More from
メルセデス

小径ターボが火を吹く? ラッセル、高地メキシコでフェラーリ有利を予想もルクレールは反論
F1
F1
メキシコシティGP
4 時間前
小径ターボが火を吹く? ラッセル、高地メキシコでフェラーリ有利を予想もルクレールは反論

アントネッリの王座確定秒読み……しかしラッセルに絶望感はなし「今年の結果がキャリアを決定づけることはない」
F1
F1
メキシコシティGP
12 時間前
アントネッリの王座確定秒読み……しかしラッセルに絶望感はなし「今年の結果がキャリアを決定づけることはない」

タイトル獲得目前のアントネッリ、体調不良でメキシコシティGPの木曜メディアデーを欠席。走行初日から復帰予定
F1
F1
メキシコシティGP
16 時間前
タイトル獲得目前のアントネッリ、体調不良でメキシコシティGPの木曜メディアデーを欠席。走行初日から復帰予定
最新ニュース

アロンソってすごい……アストンマーティン現場責任者が目撃した特殊な能力「彼にはマシンのダメージを補う才能があるみたいだ」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
3 時間前
アロンソってすごい……アストンマーティン現場責任者が目撃した特殊な能力「彼にはマシンのダメージを補う才能があるみたいだ」

初日3番手も小椋藍、納得できず「タイムやポジションはいいが、完全に把握しきれていない」
MotoGP
MGP MotoGP
マレーシアGP
3 時間前
初日3番手も小椋藍、納得できず「タイムやポジションはいいが、完全に把握しきれていない」

「これ以上何を期待されているか分からない」ローソン、自身の今季成績に満足。来季シート争いも意識せず
F1
F1 F1
メキシコシティGP
4 時間前
「これ以上何を期待されているか分からない」ローソン、自身の今季成績に満足。来季シート争いも意識せず

小径ターボが火を吹く? ラッセル、高地メキシコでフェラーリ有利を予想もルクレールは反論
F1
F1 F1
メキシコシティGP
4 時間前
小径ターボが火を吹く? ラッセル、高地メキシコでフェラーリ有利を予想もルクレールは反論
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録