ガスリー、抜群のタイヤマネジメントで5位入賞「“小さな勝利”のように感じている」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、5位入賞を果たしたF1ポルトガルGPを楽しんだと言い、チームにとっては“小さな勝利”のような結果だと語った。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
アルガルヴェ・サーキットで行なわれたF1第12戦ポルトガルGPで、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは5位でフィニッシュ。これで3レース連続の入賞となった。
9番グリッドからソフトタイヤでスタートしたガスリーは、ソフトタイヤを履く他のドライバーが摩耗に苦しみ、早々にペースを落とし始める中、抜群のタイヤマネジメントを見せた。レース序盤はトップに立つなど見せ場を作っていたマクラーレン勢を攻略して5番手に浮上した。
ガスリーは66周のレースの内、28周をソフトタイヤで走りピットイン。これで一旦順位を落とすも、ここからもガスリーのタイヤマネジメントは光り、ペースの上がらないダニエル・リカルド(ルノー)とセルジオ・ペレス(レーシングポイント)をコース上でオーバーテイク。ポジションを取り戻し、5位でチェッカーを受けた。
「今日のレースはライバルといいバトルができて、本当に楽しかったよ!」
ガスリーはプレスリリースにそうコメントした。
「ソフトタイヤの感触が非常に良く、レースの序盤でうまく管理できたので、ライバルたちがタイヤの劣化に苦しみ出したあたりで、ルノー、マクラーレン、レーシングポイントのマシンを抜いていくことができた。トップ3チームの後ろの5位というポジションでフィニッシュできたことは小さな勝利のようにも感じているし、この結果は本当にうれしく思っている」
「金曜の夜にはマシンをゼロから組み立てるためにチームのみんなが本当にがんばってくれたので、今日の5位という結果を彼らに送ることができて本当によかった」
シーズン前半戦は7位入賞が2回、8位入賞と9位入賞が1回ずつという成績だったガスリーだが、イタリアGPで劇的な初優勝を収めて以降は、アイフェルGPで6位、そして今回のポルトガルGPで5位と、パフォーマンスのギヤをさらに一段上げてきている感がある。ここまで63ポイントを獲得してドライバーズランキング9番手につけており、同7番手のランド・ノリス(マクラーレン/65ポイント)、8番手のアレクサンダー・アルボン(レッドブル/64ポイント)とはかなり接近している。
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