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F1ルーキー・サージェント、デビューまでの歩みを振り返る「2021年にはF1への夢が完全に絶たれたと思っていた……」

2023年シーズンからF1へ昇格するローガン・サージェントは、資金調達の問題から2021年にはF1への夢が途絶えたと「100%確信していた」として、”時間を潰すため”にレースシートを探していたと明かした。

Logan Sargeant, Williams

写真:: Williams

 ローガン・サージェントは、2022年にFIA F2参戦一年目ながらも印象的なシーズンを過ごし、ドライバーズランキング4位を獲得。2023年はウイリアムズからF1デビューを果たすことになったが、2021年にはF1への夢が「完全に絶たれたと思っていた」と振り返っている。

 アメリカ出身のサージェントはカートからジュニアフォーミュラを駆け上がり、2020年はFIA F3で2年目のシーズンを過ごした。タイトル争いに加わり、同じく2023年からF1デビューを果たすオスカー・ピアストリなどの後塵を拝したものの、ランキング3位を獲得した。

 しかし、資金難により翌シーズンはF2へのステップアップが果たせず……サージェントのキャリアは大きく一変することとなった。

 サージェントはアメリカのロード・トゥ・インディに参加するようになり、F1以外の選択肢を考え、ヨーロッパ・ル・マン・シリーズにも2度参戦した。

 しかし2021年はチャロウズからF3へ復帰。その年末にはウイリアムズの若手育成プログラムへ加入して、F2昇格への道を切り開き、自らの走りでF1への切符を掴んでみせた。

 2月6日(月)に行なわれたウイリアムズの2023年マシンカラーリング発表会でサージェントは、その2021年にはF1へ挑むチャンスが絶たれたと思ったと明かした。

 2021年についてmotorsport.comがサージェントに尋ねると、彼は次のように答えた。

「正直なところ、あの時点で(夢が)100%終わったと確信していた」

「その時点では、LMPかインディカーのルートに向かうと考えていて、当時はそれで満足していたんだ」

「それが現実だったんだ。僕が進めるのはそのふたつだけだと考えていたんだ」

Logan Sargeant, Williams FW44

Logan Sargeant, Williams FW44

Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images

「F3のシートは、ただ単に時間を潰してチームを前進させるためだった。いわば自分自身が別のシリーズでポジションを得るためのモノだった」

「LMP2のレースやGTのレースはちょっと楽しかったし、耐久レースやスポーツカーレースは経験になった」

「正直なところ、最終的には全てがとても有益で、大きな助けになったと思う。だから全部やって良かったと思っているよ」

ウイリアムズ『FW45』初走行がサージェントの”最も悲しい日”となった理由

 サージェントは2022年シーズン後半に、ウイリアムズからフリー走行へ4度出走。アブダビで行なわれたポストシーズンテストにも参加し、F1マシンでの経験を積んだ。

 2023年のプレシーズンテストは前年度の6日間から3日間に短縮されており、走行機会は限られている。

 ウイリアムズは2月13日(月)にフィルミングデーを使用し、イギリス・シルバーストンで2023年型マシン『FW45』のシェイクダウンを行なった。100kmと限られたマイレージの中で、サージェントはチームメイトのアレクサンダー・アルボンと共に初めてFW45を走らせた。

 ただシェイクダウンに向けて、イギリス時間で2月12日(日)23時30分から始まるフィラデルフィア・イーグルス対カンザスシティ・チーフスの「NFLスーパーボウル」のために夜ふかしできないことから、サージェントは”ほろ苦い気持ち”とジョークを飛ばした。

「おそらく最も悲しい日のひとつだね! スーパーボウルが見れないなんで、冗談じゃないよ」

 そうチーフスのファンであるサージェントは言う。

「パトリック・マホームズを外すことはできないよね。彼はとても優秀だ。27対24でチーフスが勝つだろうね」

 なおそのスーパーボウルでは、38対35でチーフスが勝利を挙げている。

 
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