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ハース代表、シューマッハーはF1初入賞も”ハードルのひとつ”と冷静「今後は入賞しないと批判される」

ハースのギュンター・シュタイナー代表は、イギリスGPでようやくF1初入賞を果たしたミック・シューマッハーは、これから先ポイント獲得を続けるというプレッシャーに晒されることとなると語った。

Mick Schumacher, Haas F1 Team, waves from Parc Ferme

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 ハースのミック・シューマッハーは、F1イギリスGPで8位入賞。参戦31レース目にしてようやく初優勝を果たした。彼の肩にのしかかっていた初入賞のプレッシャーからは解放されたものの、これから先は入賞を逃せば批判に晒されると代表のギュンター・シュタイナーは語っている。

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 イギリスGPの結果について、シュタイナーはmotorsport.comに次のように語っている。

「この結果は、彼にちょっとした弾みをつけるだろうし、自信にも繋がるはずだ」

「そして、これはひとつのハードルに過ぎない。ただ、今注目すべきは今のプレッシャーがなくなり、彼がポイントを獲得できなければ、批判されることになるということだ」

「ある人には理解できないことだ。外からどう思われるかを常にコントロールすることなど不可能だ」

「彼らは人間だし、他にも素晴らしいドライバーは19人もいる。良いマシンを持っているチームも9つある」

「これはスポーツだ。毎レースポイントを稼ぐことを期待すべきではない。そうなれば、入賞できなければ批判されることになる。おだてて、また貶すというようなことをしてはならない」

Mick Schumacher, Haas F1 Team, celebrates with his team after securing his first points in F1

Mick Schumacher, Haas F1 Team, celebrates with his team after securing his first points in F1

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

 シューマッハーは決勝レースの終盤に出動したセーフティカーのタイミングでソフトタイヤに履き替え、10番手から8番手に上がった。そして最終盤は7番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を追い越そうかという走りを見せ、最終ラップでは果敢にもフェルスタッペンのインに飛び込んだが、行く手を閉じられたことで抜くには至らなかった。初入賞がかかるタイミングでシューマッハーは攻めの姿勢を続けたが、チームからそうした動きを抑えるように指示は出ていなかったという。

「いや、彼は何も言われていない。彼らは何をすべきか分かっている」とシュタイナーは言う。

「彼らが戦っている時に話しかけたら、何よりも彼らを混乱させることとなる。私は彼らを信用している。彼がポイントを取りたがっていることも知っていたし、彼はやり遂げた。彼は自分自身をコントロールできていたと思う」

 シューマッハーが8位入賞を果たし、そのチームメイトのケビン・マグヌッセンが10位に入りチームはダブル入賞となった。ハースは開幕戦でマグヌッセンが5位入賞を果たすなどセンセーショナルなスタートダッシュを切ったものの、ここ5戦はそろって無得点が続いていた。

「みんなにとって大きな励みになった」とシュタイナーは言う。

「彼らに『君たちならできる。今すぐには無理かもしれないが、耐えなければならない』と言い続けてきた」

「誰しもが、『自分の力量が足りていないのでは』と時々こういうことに悩まされることもある。だが最終的に我々は切り抜けたし、2台が入賞を遂げた」

「チームにとっては非常に良いことだし、毎戦入賞圏内に入ることができると言い続けている。今回は予選が上手くいかず、レース週末を完璧にまとめ上げることはできなかった」

「だが赤旗が出た際から少しプッシュして、いくつかポジションを上げることができた」

「入賞圏外にいたと思う。14番手と16番手から(再)スタートしたと思うが、それは理想的ではない」

「しかし我々はそれを最大限活かして、最終的に2台が入賞した。それは良いことだ。我々はある程度アンラッキーでもあったし、ある程度ラッキーでもあったと思う」

 
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