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角田裕毅、アルファタウリ『AT04』は「高速のF1サウジアラビアGPには適しているはず!」昨年トラブル多発も信頼性に自信

アルファタウリからF1に参戦する角田裕毅は、F1サウジアラビアGPに先立ち、高速型のサウジアラビアGPのサーキットがマシンパッケージに適しているはずだと自信を覗かせた。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri

写真:: Red Bull Content Pool

 3月17日(金)からサウジアラビア、ジェッダの市街地サーキットで行なわれるサウジアラビアGP。アルファタウリから参戦する角田裕毅は、今季のF1マシン『AT04』のパッケージが高速域のコースレイアウトに適していると考えている。

 F1参戦3年目を迎える角田。今年からはチームメイトも変わり、チームを牽引していく立場へと成長することが求められる年となっている。

 開幕戦バーレーンGPでは予選Q2進出を果たし、14番グリッドを獲得。マシンパフォーマンス面での”足かせ”もあり、決勝レースでは11位と惜しくもポイント獲得を逃した。

 今季も例年通り中団グループの競争は激しく、角田はチームとしてマシン開発をさらに推し進めていく必要はあると指摘する一方で、ドライバーとしては開幕からマシン本来の力を引き出すことができたと考えている。

「バーレーンでの週末を振り返ると、特に中団グループ上位を目指している僕らのパフォーマンスレベルが、開幕戦で望んでいたところからかなり離れているということは明らかです」

 角田はチームを介してそう語った。

「僕らはまだ、マシンからもっと多くのパフォーマンスを引き出す必要があります。(バーレーンGPでは)金曜日から日曜日にかけて良い方向に段階を踏み、結果Q2進出を果たすことができたのは良かったです。ただ結局、Q3に進出するほどペースが安定しませんでした」

「昨年、コンストラクターズランキングではウイリアムズと9~10位を争っていました。今年はマシンと自分自身の開発に集中していく必要がありますし、僕としてはマシンからできるだけ多くのパフォーマンスを引き出す努力が必要になります。バーレーンGPの日曜にはそれができたと思います」

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04, kicks up sparks

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04, kicks up sparks

Photo by: Steven Tee / Motorsport Images

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 そして中東での2戦目に向けて、角田は開幕戦とその後に同地で行なわれたタイヤテストから得られたフィードバックを、高速域がメインとなるサウジアラビアGP以降に活かしたいと考えている。

「どこで僕らが苦戦しているかは理解していますが、サウジの週末については、バーレーンよりも良いパフォーマンスを発揮できると期待しています。できるかぎり有益なフィードバックをチーム側にもたらすことができるように自分自身全力を尽くし、それから展開を見てみたいと思います」

 そう角田は語る。

「高速型のサウジのサーキットは、僕らのマシンパッケージに適していると思うので、期待したいと思います」

「バーレーンGPの直後に行なわれたピレリのテストで1日走ったことは、間違いなくかなり有益でした。シーズン末のテストよりも、シーズン序盤に行なう方がメリットとしては大きいです。ドライバーの立場からすると、シーズン序盤に沢山走れた方が自分のマシンやセットアップについてより深く理解することができますからね。多くの走行マイレージを稼ぐことができましたし、一日中ほぼ全開走行でした!」

 なお昨年のサウジアラビアGPでは、角田はトラブルに次ぐトラブルに襲われた。フリー走行でのマシンストップに続いて、予選はQ1で発生したトラブルにより1度もアタックすることなく終了。決勝レースでは、レコノサンスラップでマシンが停止……週末のほとんどを走ることができなかった。

「昨年は、様々な技術的な問題で土曜日は走れず、日曜日はレースにも出ることができず、サウジの週末は全くうまく行きませんでした」と角田は振り返る。

「サーキットは走っていて楽しいサーキットだと思います。特にセクター1は高速のS字があり、サウジ特有で他のコースには無いモノだと思います。昨年は残念な結果となってしまいましたが、2021年は予選8番手とかなり楽しめただけに、悔しさもひとしおでした」

「今年のマシン信頼性は、今のところ良好です。テストと開幕戦では大きな問題はなく、今年は金曜日から日曜日までの全セッションを走り切ることができる自信がありますし、楽しみにしています」

 
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