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F1 トスカーナ・フェラーリ1000・2020ムジェロGP

F1ムジェロ戦メインストレートでの大クラッシュで12人のドライバーに警告

ムジェロ・サーキットで行なわれたF1トスカーナGPの1回目のセーフティカーランからのリスタート時、複数のマシンを巻き込む大クラッシュが発生した。この事故について、12人のドライバーに警告が言い渡された。

Luke Smith

Luke Smith

編集: 2020/09/14 8:53

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Cars of Carlos Sainz Jr., McLaren MCL35, Kevin Magnussen, Haas VF-20 and Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C39 being recovered after crashing

 F1トスカーナGPは大波乱のレースとなった。レースのスタート直後には、ターン2手前で複数台が絡むクラッシュが発生。いきなりのセーフティカー出動となった。そのセーフティカーランは6周で解除され、7周目からレース再開。しかしまたここでも複数台のマシンによるクラッシュが、メインストレートで起きたのだ。この事故により一気に4台のマシンが大ダメージを負い、リタイア。レースは赤旗中断となった。

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 この事故は、先頭を走っていたメルセデスのバルテリ・ボッタスが再スタートに向けて加速したタイミングと、後方のマシンの加速タイミングが合わず、加速が遅れたマシンに早々に加速したマシンが追突する形で発生した。

 スチュワードはレース後にこの事故を調査。セーフティカー先導中の動きを調べるため、複数のドライバーを招集した。

 スチュワードはハースのケビン・マグヌッセン、ウイリアムズのニコラス・ラティフィ、そしてアルファタウリのダニール・クビアトと面会した後、オンボードカメラ映像とテレメトリのデータを参考に、12人のドライバーに警告を科すことを決めた。

 警告を受けたのは招集された3人のほか、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、カルロス・サインツJr.とランド・ノリス(マクラーレン )、アレクサンダー・アルボン(レッドブル)、ランス・ストロールとセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ダニエル・リカルドとエステバン・オコン(ルノー)、そしてジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)の総勢12人だった。

「スチュワードは、このインシデントの根本的な原因は、上記のドライバーたちが最終コーナーからピットストレートにおいて、スロットルとブレーキを一貫性のない形で使ったことにあると結論付ける」

 そう裁定理由が発表されている。

「スチュワードは、このサーキットにおけるコントロールラインの位置に関する課題、そしてドライバーが再スタートを活用したいとする願望を理解している」

「しかし今回のインシデントは、リスタート時に発生する状況に注意する必要があることを示している。そして、前が詰まってしまう状況は、下位に行くにしたがって、劇的に増加することになった」

「また一部のドライバーは、前を行くマシンの真後ろを追いかけていなければ、事故に巻き込まれるのを避けられたかもしれない。車間距離を縮めたことで、前を行くクルマの直前で起きていることの可視性を遮断してしまうのだ」

「スチュワードの見解として、これらのドライバーに警告を出した。しかし、完全もしくは大きな非難を受けるべき責任は、どのドライバーにもなかった」

 警告は、FIAが指定したスチュワードが科すことができるペナルティシステムの一部であるものの、懲戒処分などとは異なり、スーパーライセンスのペナルティポイントには影響することはない。

 ハースのロマン・グロージャンはレース後、先頭を走っていたバルテリ・ボッタスがメインストレートで十分に加速しなかったことが事故の原因だと非難した。しかし当のボッタスは、そのペースの正統性を主張。スチュワードもボッタスが「レギュレーションを遵守」し、「レギュレーションではペースをコントロールする権利を手にしていた」と認めている。

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