フェルスタッペン、モナコで初表彰台&初優勝「集中力を保つのは簡単じゃなかった」

F1モナコGPを初めて制覇し、ランキング首位に立ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。「集中力を保つのは大変だった」としながらも、伝統の公道コースで勝利を手にしたことを喜んだ。

フェルスタッペン、モナコで初表彰台&初優勝「集中力を保つのは簡単じゃなかった」

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1モナコGPでスタートから首位をキープし、そのポジションを一度も譲ることなく、同グランプリ初勝利を果たした。

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 フェルスタッペンは、予選で2番グリッドを獲得した。ポールポジションのシャルル・ルクレール(フェラーリ)がマシントラブルでスタートできなかったものの、フェルスタッペンは当初の予定通り2番グリッドから発進。なんとか3番グリッドスタートのバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抑えてホールショットを奪うと、その後は後続との差をマネジメントする走りを披露。チェッカーまで走り切った。

 フェルスタッペン曰く、モンテカルロ市街地コースはオーバーテイクするのが難しいため、レース序盤はリードを維持することに集中し続けたという。

「素晴らしい1日だった」

 フェルスタッペンはそう語った。

「ターン1を先頭で抜けた後は、ペースをうまくコントロールして。タイヤを労ることができたと思う。その頃は、タイヤを労ってできるだけ長く走り、ピットに入るためのギャップを探すことに集中していた」

「バルテリはタイヤに苦しみ、早めにピットインしなければいけなかったと思う。いつもは順調に進んでいるように見えたけどね」

 そんな状況でも、集中力を維持するのは難しかったとフェルスタッペンは明かす。

「集中力を維持するのは、簡単なことじゃなかった。でも、ここで勝つことができてとても嬉しい」

 ターン1を首位で駆け抜けたフェルスタッペンだが、グリッド上で斜めにマシンを停めたことが功を奏し、なんとかボッタスの前を死守することに成功した。曰く、2番グリッドのグリップレベルを心配していたのだという。

 レッドブルはレース前、ルクレールがスタートしないことが決まったことを受け、フェルスタッペンがポールポジションのグリッドに移ることになるのかと尋ねた。しかしFIAのレースディレクターであるマイケル・マシは、当初の予定通りのグリッド位置からスタートするように指示。ポールポジションが空いた状態で、スタートが切られた。

「僕は、2番グリッドからスタートしなければいけなかった。アウト側のグリッドは、スタートに際しては素晴らしいポジションじゃなかったんだ」

 そうフェルスタッペンはスタート時のことを説明する。

「うまく行くとは思っていたんだけど、少しホイールスピンしてしまった。だからコースを横切るようにして、(ボッタスを)牽制しなければいけなかった。幸運なことに、僕は先頭に留まることができたけど、グリップは良くはなかったんだ」

 ボッタスはその後、最初のピットストップの際にタイヤが外れないというトラブルに見舞われ、リタイアを余儀なくされた。これによってフェルスタッペンは楽になったと思いきや、今度はフェラーリのカルロス・サインツJr.が接近。しかしそのギャップを落ち着いてコントロールできたと、フェルスタッペンはチームのプレスリリースで語っている。

「レースを大きくリードしてリラックスしているときこそミスをしがちだ。なので、自分自身に目の前の状況に集中し続けるように言い聞かせていた。後ろにいたライバルが僕とのギャップを詰めようとしたときにはいつもすぐに反応してその差を維持できたので、ペースは悪くなかったと思う」

 フェルスタッペンにとっては、今回の優勝がモナコでの初めての表彰台ということになった。そのことを喜びつつも、彼はその先にあるタイトル争いを見据える。

「ここでは表彰台に上がったこともなかったけど、初の表彰台が優勝となったので、過去のここでのレースが少し報われた」

 そうフェルスタッペンは語る。

「(次戦の)バクーに目を向けると、メルセデスが一番のライバルになると思う。彼らは一般的なコースではとても速い。僕らはチャンピオンシップをリードしているけど、もちろんこれが最後まで続けばと思う」

「一番重要なのはタイトルなので、はしゃいでいるわけにはいかない。ただ今は、ファクトリーと現場の全員に感謝と、『僕らはモナコGPを制したのだから、それを楽しもう』と伝えたいと思う」

 

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