フェルスタッペン、ハミルトンとの接触の責任を問われ10秒加算ペナルティを受ける。しかし2位は変わらず

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPでメルセデスのルイス・ハミルトンと接触した責任を問われ、10秒のタイム加算ペナルティを受けた。しかし最終順位は2位のまま変わっていない。

フェルスタッペン、ハミルトンとの接触の責任を問われ10秒加算ペナルティを受ける。しかし2位は変わらず

 F1サウジアラビアGPの決勝レースで、メルセデスのルイス・ハミルトンと接触したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に、10秒のタイム加算ペナルティが科された。ただ、フィニッシュ時には後続と15秒以上の差が開いていたため、最終的な順位は2位のまま変わらなかった。

 フェルスタッペンはハミルトンとのバトルを繰り広げる中で、コース外を走行したとして、ポジションを明け渡すよう通達を受けた。これに従ってポジションを譲るべくフェルスタッペンがスピードを落とした際、ハミルトンがそのリヤに追突するような格好で接触は起きた。

 これによってハミルトンはフロントウイングの翼端板を破損。ハミルトンはこの動きについて「突然の減速」だったと語ったが、後に首位に躍り出ることとなり、トップでチェッカーを受けた。

 サウジアラビアGPのレーススチュワードは、ふたりの接触について審議。その結果、フェルスタッペンが接触の原因を作ったとして、10秒のタイム加算ペナルティを科したことを明らかにした。

 フェルスタッペンは当時、チームからはDRS検知ラインの前で”戦略的に”ポジションを譲り、その後DRSを作動させてハミルトンを抜き返すよう指示を受けていたようだ。

 スチュワードは、フェルスタッペンが「ターン26で大幅に減速した」と認めたが、「どちらのドライバーも、DRS検知ラインの前でリードしたくないのは明らかだった」と説明している。

 フェルスタッペンはスチュワードに対し、ハミルトンが追い抜かなかった理由が分からないと語ったという。一方のハミルトンは、フェルスタッペンがハミルトンのポジションを戻そうといていることを、気づいていなかったと語ったようだ。

 スチュワードはその後、フェルスタッペンが2.4Gもの急ブレーキをかけていたことを突き止め、これを「不安定な動きであり、接触の主な原因となった」と見なしたようだ。

 そのためスチュワードは、これまでの判例に倣い、フェルスタッペンに10秒のタイム加算ペナルティを科すことを決めたという。

 ただフェルスタッペンは、3位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)の15.706秒先にチェッカーを受けたため、10秒加算されたとしても、2位という最終順位は変わらないことになった。

 今回のレースでハミルトンが26ポイント、フェルスタッペンは18ポイントを獲得したため、ふたりが同ポイントに並んだ状態で最終戦アブダビGPを迎えることになった。基本的には最終戦で先にフィニッシュした方が今季のF1ワールドチャンピオンに輝くこととなるが、優勝回数はフェルスタッペンの方が多いため、両者無得点だった場合にはフェルスタッペンに軍配が上がる。

 
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