フェルスタッペン、“新形式”イギリスGPでも『予選』改善目指す。オーストリア戦ではノリスと紙一重
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、オーストリア連戦でポールポジションを獲得するなど好調だったが、イギリスGPに向けてさらに最善することを目指しているようだ。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
9戦を終えた2021年のF1でチャンピオンシップをリードしているレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。彼はオーストリア連戦ではポールポジションを連続で獲得しているが、ここから更に改善したいと考えているようだ。
オーストリア連戦、その2戦目であるオーストリアGP予選で、フェルスタッペンはポールポジションを獲得したものの、2番手のランド・ノリス(マクラーレン)には0.048秒差と、僅差に迫られてしまった。Q3終盤のアタックでタイムを改善できなかったためだ。
イギリスGPではスプリント予選レースが試験導入されるため、従来型のノックアウト方式の予選は、初日金曜日にスプリント予選レースのグリッドを決める目的で行なわれる。
そのため、今回は“予選”を改善しても直接ポールポジション獲得には繋がらないが、彼はその領域が改善を目指している点だと明かした。
motorsport.comが、オーストリア2連勝の後レッドブルにとって良くなりそうと感じている部分はどこかと訊くと、彼は「周回全部だ!」と冗談めかし、更にこう続けた。
「常に細かい部分が大事なんだ。何か一足飛びの進歩はできない。例えば僕はオーストリアでの予選の進み方には満足できていなかった」
「だからその点は今回取り組む必要のある部分だし、分析をしなくちゃいけない」
「セットアップについても、常にマシンの全ての領域で改善できる点を探している」
「こういったことは、この1分間じゃ説明することは無理だ。調べるべきことがたくさんあるんだ」
なおイギリスGPではタイトルを争うライバルのメルセデスが、アップデートを投入する。フェルスタッペンは「それが上手く機能してくれば、接近してくるのが自然だ」と感じていると話す。
「僕らはここ数戦には満足している。でも常にマシンをよくできるところを考えている」
「今週末もまたそうしたことをやろうとしている。いつも話してきたけど、コース上で最高の状態にするために、セットアップ面では常に努力しなくてはいけない。それに当然だけど今回はフォーマットが変化しているから、それがより難しくなってくる」
「レースウィークが始まるのを楽しみにしている。そうすれば、僕らの立ち位置が見えてくるだろう」
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