F1

セバスチャン・ベッテル、運営側でF1“復帰”も? 「いくつかアイデアはある」と本人。環境対策への関与を示唆

昨年F1を引退したセバスチャン・ベッテルは、将来的なF1への関与について「いくつか考えはある」としながらも、決断を急ぐつもりはないと語っている。

Adam Cooper Laura Leslie

編集: 2023/07/18 2:33

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Sebastian Vettel

 イギリスのグッドウッドで開催されたフェスティバル・オブ・スピードに登場したセバスチャン・ベッテルは、今後F1で新たな役職が与えられることについて「関心は沢山ある」と語っており、将来的にイベントの環境問題の改善に関わる可能性を否定していない。

 しかし、2022年シーズン末にF1から引退したばかりのベッテルは当面の間、家族との時間を楽しみつつ、“定職”にはつかないとしている。

 F1での将来について質問されたベッテルは、次のように語った。

「どうなるか分からないけど、いくつかアイデアはある」

「今年の初めにモナコに行って、ステファノ(ドメニカリCEO)と共に良いミーティングができた」

「クルマが直接的な環境汚染を引き起こしているのは明らかだけど、F1には大きな責任がある。多くの人が集まるからね。イギリスGPには50万人ほどが来場したと思う」

「F1にはマシンだけでなく、もっと多くの課題がある。正しい方向に向かっていることが重要だ。でも、僕は話をしているし、いくつかアイデアもある。でも、未来がどうなるか見てみたい」

 興味深い役職のオファーは沢山あったのではと訊かれたベッテルは、次のように答えた。

「色々な方面から関心は沢山ある。でも僕は去年、自由になりたいという目標を立てたんだ」

「そもそも、僕は多くのことにノーと言うんだ。ある意味、何をすればいいのか分からず……例えば決まったスケジュールを持たずに色々なことに目を向けてインスピレーションを得ることができる、そんな自分の姿を見てみたかったからね」

「まだ僕は旅の途中だ。子どもたちと多くの時間を過ごせているし、バンで旅行も少ししてみたよ。僕はそれを楽しめているんだ」

「でも、子どもたちと同じ人生を歩む訳じゃない。それが僕のメインタスクにはならないんだ。彼らのそばにいたいと思っていてもね」

「遅かれ早かれ、僕は新しい挑戦を考えるようになるだろう」

Sebastian Vettel, Williams FW14B

Sebastian Vettel, Williams FW14B

Photo by: JEP / Motorsport Images

 ベッテルはF1現役時代から、環境問題について声を挙げてきた。グッドウッドでは自身の“Race Without Trace”キャンペーンの一環として、彼が所有するウイリアムズFW14BとマクラーレンMP4/8を合成燃料で走らせた。

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 環境問題を真剣に考えるようになったのはいつ頃か、と訊かれたベッテルは自身のキャリアに置き換えてこう答えた。

「おそらく、早い段階だったと思う。僕が若かった頃に耳にしたんだと思う。その時にも既に問題はあった」

「でも今では誰もが耳にしているし、僕らはこの問題から逃げることも、逃げ切ることもできない」

「それが僕のパフォーマンスに影響したかどうかは分からない。レースでは常に想像するのが難しい」

「もしそうだったとしても、後悔はしていない。この世界には、ラップタイムや順位よりもはるかに大きな問題があるからね」

「レースは僕の人生だし、当時は僕にとってそれ以上に重要なことはなかっただろう。しかし、僕ら全員にとって、僕らの地球にとって、予選の結果がちょっと上か下かよりもはるかに大きな関心があった」

「物事を冷静に考えれば、サーキットで起こることやF1で起こることは、多分まったく重要じゃないんだ」

 

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