“鈴鹿大好きおじさん”セバスチャン・ベッテル、また鈴鹿で走るためなら「1戦限りでも真剣に検討する」
2022年限りでF1を引退するセバスチャン・ベッテルは鈴鹿での最後のF1レースを迎えている。しかし彼曰く、鈴鹿で再び走るチャンスが与えられたなら、「真剣に検討する」という。

アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは今シーズン限りでF1を引退するため、7日から行なわれる第18戦日本GPが、最後の鈴鹿サーキットでのF1レースとなる。しかし、チャンスがあれば引退後に”鈴鹿で1回限り”のF1復帰もやぶさかでないようだ。
ベッテルは2009年に鈴鹿デビューを果たすと、通算4勝をマーク。表彰台もその他に4回獲得するなど、鈴鹿では素晴らしい成績を残してきた。
そんな鈴鹿サーキットは、ベッテルがお気入りのコースとして語る場所のひとつでもある。
6日(木)の記者会見に出席したベッテルは、最後の鈴鹿戦ということもあり、今週末に向けては他の場所と比較しても「少し違った感じがある」と、鈴鹿ラストランに向けて感傷的になっていることも認めていた。
F1引退後、大好きな鈴鹿サーキットを再び走れるよう、将来日本のカテゴリーに挑戦することに興味はあるのかとmotorsport.comに尋ねられると、ベッテルは「絶対に無いってことはないけどね」と答えた。
「言うまでもなく、僕はこのトラックを走るのが大好きだ。ここはいつでも情熱的で、とても生き生きしていると感じられる」
「将来、どんなタイプのクルマが出てくるか様子を見てみよう。もしかするとこの先のレースで彼ら(F1ドライバー)から、体調を悪くしてしまう人が出るかもしれない」
「病気になって欲しいわけじゃないよ! でも、いつでも鈴鹿でのレースに復帰しても構わない」
「でももちろん、将来がどうなるかは分からない。今のところプランは無いんだ。ただ日本ではエキサイティングなレースがいくつもあると思う。先は分からないけど、様子を見てみよう」
なおベッテルは”1レース限り”で復帰するという考えについては、真剣なモノだと認めている。
「ああ。もし誰かが、1レースのためにドライバーと契約を喜んで結んでくれるならね!」
「F1ドライバーが喜んで席を譲るような人間じゃないのは承知の上だ。でも僕はそれを真剣に検討するだろうね」

Sebastian Vettel, Red Bull Racing RB7 Renault, celebrates his second world championship with his team at the 2011 Japanese GP
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
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