新車FW45の戦闘力は高そう? カラー発表のウイリアムズ「空力効率が改善しダウンフォースも増加」と開発に自信
ウイリアムズF1は2月6日に2023年シーズンの新車FW45のカラーリングを発表。新車そのものは公開されていないが、チームはマシンの進化を確信している。
ウイリアムズF1は2023年シーズンの新車「FW45」のカラーリングを発表。新車自体はまだお披露目されなかったが、改善に自信を見せている。
2月6日に行なわれた発表会で、ウイリアムズが公開したFW45は基本的に2022年のカラーリングを踏襲したモノだった。ガルフオイルをパートナーに迎えたことでロゴが追加されていることが目につく違いだろう。
彼らの真の新車が公開されるのは2月13日にシルバーストンで予定されているシェイクダウンを待つことになりそうだが、チームのコメントからはFW45が順当に進化したマシンだということが伺える。
ウイリアムズの声明ではFW45について「FW44よりもエアロダイナミクスが効率的」であり、「全体的なダウンフォースが増し、ハンドリング特性が改善されている」と説明されていた。
ウイリアムズのマシュー・サベージ会長は、カラーリング発表に際し次のようにコメントを寄せている。
「変革を続けているウイリアムズ・レーシングとして、今年のカラーリング発表を行なうことができたことを誇りに思う」
「今年のクルマにはワクワクしているんだ。今シーズンに向けた準備のためグローブのチーム全体がハードワークに励んでくれたことには、本当に感謝しきれない。新しく加わった、そして既存パートナーの皆を、我々の旅路に迎えられることを嬉しく思っている」
「今月末、我々には新チーム代表のジェームス・ボウルズが加わる。アレックス(アルボン)とローガン(サージェント)というドライバー陣と共に、2023年に向けてウイリアムズは全力を尽くしていく」
またウイリアムズでの2シーズン目となるアルボンは、次のようにコメント。FW45への期待を示した。
「ウイリアムズとまたシーズンを始めることができて、本当にワクワクしている。この見た目最高なクルマが、シルバーストンでコースを走ることになる」
「チームはマシンの重要な領域の対処のため、そして2023年に向けたマシンの力を最大化するために、昨年からこの冬にかけて本当に懸命に取り組んでくれた。だから、FW45に何ができるのかを目にするのが楽しみだよ」
「そして今年は新たなパートナーをチームに迎えられた。素晴らしいことだ」
また、F2から昇格してくるサージェントは「僕としては長い冬のように感じられていて、新シーズンが始まるのが本当に楽しみなんだ!」と、F1デビューを待ちきれない様子だ。
「モチベーションは凄く溢れているし、たくさんハードワークしてきている」
「クルマは素晴らしいようだし、オフシーズンの間のチームの多大な努力が示されていると思う。だからバーレーンに向かう前に、シルバーストンで仕事を始めるのが楽しみなんだ」
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