F1

ウイリアムズF1代表、モナコGP特別“2ストップ戦略”ルールは「最も不愉快」と振り返る。来季採用説に驚き隠せず

2026年のF1モナコGPでも2ストップ戦略ルールが再び採用される可能性が浮上したことを受けて、ウイリアムズのジェームス・ボウルズ代表は今年の大会は「最も不愉快な経験だった」と振り返った。

Filip Cleeren

Filip Cleeren

編集: 2025/08/08 3:19

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Alexander Albon, Williams

Alexander Albon, Williams

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images via Getty Images

 ウイリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、波紋を呼んだ今年のF1モナコGPでの強制2ストップ戦略ルールを復活させるというニュースに驚いたと語った。

 モンテカルロ市街地サーキットではオーバーテイクがほぼ不可能に近いため、FIAは今年、F1チームに2ストップ戦略を強制するため、3セットのタイヤ使用を義務付けた。

 より戦略的な選択肢と緊張感を生み出すことが狙いだったが、上位集団では意図した結果を発揮せず。レーシングブルズやウイリアムズのように2台が接近して走るチームは、後方車両が前方車両のピットタイムを稼ぐために、後続をブロックながら低速で走行するという戦術を活用した。

 意図的に1周あたり4秒以上遅く走るチームが現れたことで、この戦術は少なくとも話題を呼んだ。

 戦術を利用したチームのひとつであるウイリアムズを率いるボウルズ代表は、2025年のモナコGPが「最も不愉快な経験」だったと振り返り、FIA世界モータースポーツ評議会の電子投票で、2026年も一時的なルール変更が再検討されることになったのに驚いたと語った。

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 なぜモナコGP特別ルールが復活するのか? と尋ねられたボウルズ代表は次のように答えた。

「良い質問だ。実際、F1委員会では議論されていなかった」

 またボウルズ代表は、FIAシングルシーター部門ディレクターのニコラス・トンバジスに詳細を尋ねるつもりだと付け加えた。

 そしてボウルズ代表は、2025年はチームがポイントを獲得するために利用した戦術がレースの精神に反するとして、支持はしていないと説明した。

James Vowles, Williams

James Vowles, Williams

Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images

「念の為に言っておくと、我々は最初からそう(低速ブロックの戦略を)するつもりはなかった。我々はその状況に対応するため、そうするしかなかったのだ」とボウルズ代表は語った。

「私は気に入らなかった。最も不愉快な経験だ。システムを巧妙に利用してポイントを獲得するのではなく、正当な理由でポイントを獲得するために戦いたい」

「現在議論されている主張は、それがより良いショーだったかどうか、というモノだ。その質問には答えられない。それはファンが答えるべき問いだと思う。私の個人的な感想は、こういう結果になるクリーンなレースの欠如が気に入らないということだ」

 motorsport.comの独占インタビューで、トンバジスは特別ルールの再採用が決定事項ではないと強調し、より良いレースを生むための解決策をチームに求めた。

「まず、今年見たものが必ずしも繰り返すべきものや目指すべきものだと考えてはいない。解決すべき問題がある」とトンバジスは言う。

「現在、2026年の規則にはモナコでの2回のピットストップが含まれているが、現在は8月で、モナコは来年の6月だ。スポーツ諮問委員会でさらに議論する予定だ」

「チームに対しては、創造的で建設的な提案を求める。FIAとしては、特定の解決策に固執しているわけではない。より良い提案があれば、必ず支援する」

「これは、今後の数回の会議でスポーツ諮問委員会やF1委員会と議論されるテーマのひとつだ」

Additional reporting by Ronald Vording

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