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更迭説出るフェラーリのバスール代表、”切る”なんてとんでもない!? ライバルメルセデスから強力支持の声

メルセデスF1のトト・ウルフ代表は、最近更迭説が話題となっているライバルチーム、フェラーリのフレデリック・バスール代表を強力に擁護している。

Toto Wolff, Mercedes

Toto Wolff, Mercedes

写真:: Mark Thompson - Getty Images

 フェラーリF1のフレデリック・バスール代表は更迭説が囁かれているが、ライバルチームのメルセデスからは擁護する声が上がっている。

 バスール代表は現在フェラーリで代表となって3年目のシーズン。タイトルから遠ざかっているフェラーリを立て直すことが期待されてきたが、2025年シーズンは昨年と比較しても成功しているとは言い難い……そんな状況の中、バスール代表の更迭説がイタリアメディアから報道されるようになった。

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 バスール代表自身も、そしてドライバーのルイス・ハミルトンやシャルル・ルクレールもそうした報道に対する反対姿勢を明確にしているが、ライバルチームからもバスールを擁護する声が上がっている。

 メルセデスF1のトト・ウルフ代表は、バスール代表に時間を与えるべきだと主張している。

「F1では時間を買うことはできないし、物事を把握するための時間を上層部に与える必要がある」

 ウルフ代表はそう語る。

「ジャン・トッドのことを思い出してほしい。私の思い違いでなければ、彼は1993年にフェラーリに加わったが、彼らが最初にチャンピオンシップを勝利したのは2000年だった。8年間かかったんだ。そういうものだ」(※1999年にコンストラクターズタイトル獲得。2000年にダブルタイトル)

「そして、そういったことは周期的に起こるんだ。我々を見てくれ。3年連続でチャンピオンシップ争いに加われていないのは、あまりいい状況でも、楽しいとも言えないものだ。我々が役立たずなわけではない。とても良い週末を過ごしているし、レース勝利もある。素晴らしい時もあるんだ。そして、良くないときでもトップが良い仕事をしているかどうかを誰も疑わない」

Frederic Vasseur, Team Principal and General Manager, Scuderia Ferrari

Frederic Vasseur, Team Principal and General Manager, Scuderia Ferrari

Photo by: Jeff Robinson/Icon Sportswire via Getty Images

「彼をそっとして、彼に任せるんだ。彼に組織構築をさせるんだ。ロイック(セラ/元メルセデスのフェラーリ新テクニカルディレクター)はまだ加わって6ヵ月や7ヵ月だ。彼らに任せる必要がある」

後任にするならバスール

 そして、ウルフ代表はもしメルセデスで後任が必要になったのなら、バスールを選ぶと付け加えた。

「フレッドは私が知る限り最高のレースマネージャーのひとりだ。私がここに留まれないとすれば、フレッドを選ぶだろう」

「彼のことはとても尊敬している。素晴らしい人柄の持ち主だし、率直な人なんだ。政治的な駆け引きや嘘はつかないし、自分が何を語っているかを把握している」

 ただウルフ代表は、フェラーリというチームの代表は、イタリアメディアから厳しい視線が注がれる存在だということを認め、受け入れるように努めることも大事だと示唆した。

「彼は(フェラーリ代表が)イタリアではサッカーの代表チーム監督のような存在であり、メディアから厳しい視線を受けることをしっかりと理解している」

「おそらく、もう少し図太くなる必要があるかもしれない。勝てばイエス・キリストだが、そうでなければ負け犬なんだ」

「それがイタリア流であり、素晴らしいことだ。そこには情熱があり、それを受け入れる必要がある。おそらく、それが彼の学ぶ必要のあることのひとつなんだろう」

「だが、彼にはチームを率いるための自信が与えられるべきだ。彼より優れている人材など、望めないだろう」

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