メルセデス代表もシーズン中のドライバー交代を否定「レッドブルのような椅子取りゲームはしない」

メルセデスのトト・ウルフ代表はチームのドライバーラインアップに関して、椅子取りゲームのような無意味な入れ替えはしないとして、バルテリ・ボッタスとジョージ・ラッセルがシーズン中にトレードされるという噂を否定した。

メルセデス代表もシーズン中のドライバー交代を否定「レッドブルのような椅子取りゲームはしない」

 先週初め頃から、バルテリ・ボッタス(メルセデス)の去就に関する報道が一部でなされるようになった。その内容は、ボッタスがチームメイトのルイス・ハミルトンに序盤戦から大きな差をつけられていることから、シーズン途中で現ウイリアムズのジョージ・ラッセルとトレードされてしまうのではないか、というものだ。

 しかしこういった憶測をボッタス本人は「でたらめ」だと一蹴。ハミルトンもボッタスを支持し、「彼にひと息つかせて欲しい」とコメントしていた。

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 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、かつて何度かシーズン中のドライバー交代を行なったレッドブルを引き合いに出し、メルセデスはそういったことを検討していないことを明言した。

「病気にかかってドライブできない状態にならない限り、彼(ボッタス)はこのマシンに乗ることになる」

 ウルフはそう語った。

「変える理由が見当たらない。あちらさん(レッドブル)みたいに、椅子取りゲームのような無意味な人事はしない。つまりドライバー交代は想定していないんだ」

「例えば自分の妻に満足していない時、他の女性に目を向けていたりしたら、関係が上向くことはないだろう」

「私は他の誰かに手を出す前に、今いるドライバーとしっかりとした関係を築き、最高の結果を目指そうとするのだ」

 ウルフはさらにこう付け加えた。

「我々はこれまでそういったこと(シーズン中のドライバー交代)をしたことがない。もちろん、何らかの理由で事情が変わることはあるかもしれないが、そんな計画は一切ない。来年のことは来年のことだ」

 メルセデスのジュニアドライバーであるラッセルは、2019年にウイリアムズからF1デビューを果たして以来、決して戦闘力の高くないマシンを操って特に予選で印象的なパフォーマンスを見せており、ボッタスのシートを脅かす存在であると言われてきた。

 ラッセルは昨年のサクヒールGPで、新型コロナウイルスに感染し欠場したハミルトンに代わってメルセデスのマシンをドライブ。予選で2番手に入り、決勝でも不運に見舞われるまではトップを走行するなど強烈なインパクトを残した。

 ハミルトンとボッタスの契約は、共に今季限りで切れることとなっているが、ハミルトンは既に2022年以降の現役続行に意欲的な発言をしている。

 ただウルフは、この時期に2022年のドライバーラインアップについて話をすることは“あまりに時期尚早”であるとして、メルセデスはハミルトンとの新契約について正式に協議を開始していないと述べていた。

 

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