F3ソチ:急きょ日程変更のレース1、ハウガーが戴冠! 岩佐歩夢は8ポジションアップで10位

F3最終戦ソチのレース1が行なわれ、チャロウズのローガン・サージェントが優勝。プレマのデニス・ハウガーがドライバーチャンピオンを獲得した。

F3ソチ:急きょ日程変更のレース1、ハウガーが戴冠! 岩佐歩夢は8ポジションアップで10位

 FIA F3の最終戦ソチのレース1が行なわれ、2位でフィニッシュしたプレマのデニス・ハウガーが、今季のドライバーチャンピオン獲得を決めた。

 F1ロシアGPの併催として行なわれているFIA F3のソチラウンド。土曜日が悪天候の予報となっているため、当初土曜日の朝に予定されていたF3のレース1が、急きょ現地時間の金曜日17時25分のスタートへと変更された。

 レース1は予選上位12台がリバースグリッドに並ぶため、予選12番手だったヴィクトー・マルタンス(MPモータースポーツ)がポールポジション。ローガン・サージェント(チャロウズ)がフロントロウに並んだ。岩佐歩夢(ハイテック)は18番手だ。

 ポイントリーダーのハウガーは4番グリッドからスタート。45ポイント差のランキング2番手につけているジャック・ドゥーハン(トライデント)は予選で最速タイムをマークし、12番グリッド。結果次第ではハウガーの戴冠が決定する可能性もあり、ドゥーハンはなんとしてでもハウガーの前でフィニッシュすることが絶対目標となるという状況だ。

 西日が差す中、20周のレースがスタートするとサージェントが好スタート。マルタンスとサイドバイサイドの攻防を繰り広げながらも、首位を奪った。無理ができないハウガーは4番手をキープした。

 ドゥーハンはターン2イン側の高い縁石に乗り上げてしまい失速する痛恨のミス。15番手までポジションを落としてしまった。岩佐は好スタートを決め、18番手から5ポジションアップの13番手で1周目を終えた。

 ドゥーハンはマシンにダメージを抱えているのかペースが上がらず、後続のマシンにプレッシャーをかけられる形に。そしてブレーキングをミスし17番手までポジションを落とし、ポイント圏内がさらに遠のいてしまった。一方ハウガーは4周目にジャック・クロフォード(ハイテック)をパスし3番手に。チャンピオン獲得をまた大きく引き寄せるオーバーテイクを決めた。

 サージェントはマルタンスを2秒リードし、首位を快走。ハウガーはファステストを連発すると、8周目には完全にマルタンスの背後に迫り、オーバーテイクのチャンスを伺う態勢となった。

 11周目、ハウガーは高速コーナーのターン3でイン側のラインを通り、マルタンスのオーバーテイクに成功。しかしその間に、首位のサージェントはリードを3.5秒ほどまで広げていた。

 ハウガーは少しずつギャップを削り取っていき、ファイナルラップでサージェントのDRS圏内に。優勝で自らのチャンピオン獲得に華を添えようとサージェントに迫った。

 しかし結局、サージェントが守りきりトップチェッカー。ハウガーは2位だったが、夕暮れのソチ表彰台でチャンピオン獲得を祝った。3位には、マルタンスが入っている。 ドゥーハンは最終的に15位、失意のノーポイントでハウガーの戴冠を許した。

 岩佐は最終ラップでクロフォードをパスして10位でフィニッシュ。8ポジションアップで1ポイントを獲得し、レース2は3番グリッドと好位置からスタートすることになる。

 

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順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 前車との差 ポイント
1 United States ローガン サージェント Czech Republic チャロウズ 20 -     15
2 Norway デニス ハウガー Italy プレマ 20 0.600 0.600 0.600 12
3 France Victor Martins Netherlands MPモータースポーツ 20 3.400 3.400 2.800 10

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