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F1ロシアFP2:”ロシア・マイスター”ボッタスがまたもトップ、メルセデスの牙城揺るがず 角田裕毅は18番手

F1第15戦ロシアGPのフリー走行2回目が行なわれ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムをマークした。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は18番手だった。

Valtteri Bottas, Mercedes W12

 ロシアはソチ・オートドロームで行なわれるF1第15戦ロシアGP。フリー走行2回目でトップタイムをマークしたのは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。

 ロシアGPは、2014年の冬期オリンピック、2018年のFIFAワールドカップの舞台である黒海に面したロシア屈指のリゾート地、ソチのオリンピックパークで開催される。この半公道サーキットは2本の長い直線と直角コーナー、そして壁の近さが大きな特徴であり、パワーユニット(PU)の性能差が如実に現れる。そのためか、初開催の2014年から2020年までの全レースをメルセデスが制している。

 今回持ち込まれたタイヤセットは、C1からC5の5種類の内最も柔らかい組み合わせであるC3〜C5コンパウンドだ。

 木曜日は雨が降る様子も見られたが、金曜日は快晴。FP2開始前の気温は19度、路面温度は33度というコンディションだ。FP3と予選が行なわれる土曜日は降雨の可能性が高く、決勝レースが行なわれる日曜日は晴れる可能性が高いという予報が出ている。

 60分のセッションが開始されると、ドライコンディションで出来るだけ走行しておこうと、各車続々とコースに姿を現した。

 メルセデスとレッドブルの上位勢を始め、多くのマシンがミディアムタイヤを履き周回を重ねた。19台のマシンがマイレージを稼ぐ中、前戦ウイナーのダニエル・リカルド(マクラーレン)のマシンは、ガレージで高馬に載せられてメカニックが作業に追われていた。問題が発見され、パワーユニットを交換したためだ。なお、新しいコンポーネントを導入してはおらず、ペナルティ対象にはなっていない。

 セッション15分を過ぎた頃に各車は一度ガレージへ戻った。ピットへ戻る際にルイス・ハミルトン(メルセデス)が、ピット入り口から一番手前に位置するピットボックスで止まり切れずフロントジャッキマンが後ろへ弾き飛ばされるという事故が発生。幸いクルーに大きな怪我はなかったようだ。

 ここから各車は2セット目のタイヤを投入。新品のソフトタイヤを履き、パフォーマンスランのプログラムへと移った。この時点ではトップにボッタス、2番手にハミルトン、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)とメルセデスPU勢が上位を占めた。

 セッション折返しとなる31分というところで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が新品のハードタイヤでハーフスピン。マシンにダメージは無かったものの、「タイヤが変に感じる」と無線でチームに訴えた。

 その数分後に、同じコーナーで続けてアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がクラッシュ。アウト側の縁石を大きく跨いだマシンはリヤが流れ、こちらはウォールにヒットしてしまった。マシン回収とバリア修復のため、コースには赤旗が提示された。

 15分を残しセッションは再開され、各車はコースで周回を重ねたが、赤旗中断によりロングランプログラムを実施したいチームにとっては、水を差される結果となった。

 最終的にFP2のトップタイムはボッタスの1分33秒593、2番手に0.044秒遅れでハミルトンとメルセデスがワンツー。3番手には、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が並んだ。

 ガスリーは、セッション残り数10秒というタイミングでターン2出口の縁石にフロントウイングを当てダメージを負ったが、ミディアムタイヤを履いてのロングランペースも良く、好調のようだ。

 その一方、チームメイトの角田裕毅はFP1からナーバスなマシンの挙動に苦しんだ。FP2では最多周回数タイの23周を走ったものの、タイムが伸び悩みガスリーから2秒109落ちの1分35秒954で18番手に沈んだ。

 フェルスタッペンはトップから1.028秒差の1分34秒621で6番手タイム。FP2に先立ち、レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンのマシンに規定数オーバーとなる4基目のPUエレメントを投入した。前戦のハミルトンとの相打ちにより3グリッド降格ペナルティが既に科されているが、PUのグリッド降格ペナルティにより、日曜日の決勝レースを最後尾からスタートすることになる。

 
 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Finland バルテリ ボッタス 19 1'33.593     224.939
2 United Kingdom ルイス ハミルトン 22 1'33.637 0.044 0.044 224.834
3 France ピエール ガスリー 22 1'33.845 0.252 0.208 224.335

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