エバンス&ジャガー、今季初ポイント獲得が優勝という珍事。ポルシェ勢ダブル表彰台|フォーミュラE第3戦マイアミE-Prix決勝
フォーミュラEのマイアミE-Prixが行なわれ、ジャガーのミッチ・エバンスが今季初優勝。ポルシェのニコ・ミュラーとパスカル・ウェーレインが2-3位とダブル表彰台を手にした。
Mitch Evans, Jaguar TCS Racing
写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
フォーミュラEの2025-2026年シーズン第3戦マイアミE-Prixの決勝レースが行なわれ、ジャガーのミッチ・エバンスが優勝。ジャガーは今季ここまで1ポイントも獲得できていなかったが、最高の形でシーズン最初のポイントを手にした。
マイアミE-Prixの決勝は雨に見舞われたため、セーフティカー先導でのレーススタートとなった。ポールポジションにつけたのはポルシェのニコ・ミュラー。アンドレッティのフェリペ・ドルゴビッチがフロントロウ2番手につけた。
セーフティカー先導で4周した後、各車は改めてスターティンググリッドへ。スタンディングスタートが宣言された。
滑りやすい路面の中、ターン1は各車無事に通過。しかし2番手のドルゴビッチは、いきなりアタックモードを起動する奇策に出て、首位に躍り出る。後続のマシンも、2周目以降続々とアタックモードを起動した。
ドルゴビッチは早々にアタックモードが切れてしまったことで、3番手までポジションを落としてしまう。逆にニック・デ・フリーズ(マヒンドラ)が首位に立った。
ただ11周目、デ・フリーズがミュラーとドルゴビッチに抜かれて3番手に。マーカス・エリクソン(エンヴィジョン)とパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)も、先頭の集団に追いついてきた。13周目のターン1では、ドルゴビッチが再び首位を取り戻した。ただその後も、首位は度々変わっていくことになった。
18周目、アタックモードを起動したジャガーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがオーバーテイクを繰り返し、一気に首位浮上。チームメイトのエバンスも19周目にアタックモードを起動し、7番手から3番手まで上がった。
レースが進むにつれて徐々に雨の量が増えていき、マシン後方に水煙が上がるようになっていった。そんな中26周目の最終コーナーで、3番手を走っていたダ・コスタに、4番手のドルゴビッチが追突。これでダ・コスタはスピンして6番手までポジションを落とし、ドルゴビッチはノーズを壊してそのままピットインすることになってしまった。これでエバンスとミュラーが隊列から抜け出す格好となった。
先頭に立ったエバンスは、徐々に2番手のミュラーを引き離していく。しかもエネルギー残量も多く、非常に有利な展開に持ち込んだ。
そのミエバンスは35周目に2度目のアタックモードを起動。1周早くアタックモードを起動したポルシェ勢が後方に接近したが、これを押さえ込んでいった。
ポルシェ勢が先にアタックモードが終了。これではエバンスに追いつく術はなし。結局エバンスがそのまま逃げ切り、今季初優勝。しかも今季初ポイントを手にした。
ポルシェ勢は2-3位に入り、ダブル表彰台を獲得。以下エリクソン、デ・フリーズ、エドアルド・モルタラ(マヒンドラ)という順位となった。
日産勢は序盤エネルギーマネジメントを行なうも、これが裏目に。追い上げるチャンスがなく、オリバー・ローランドが12位、ノーマン・ナトーが17位と無得点に終わった。ローラ-ヤマハ・アプト勢は、ゼイン・マローニが11位、ルーカス・ディ・グラッシが13位だった。
Race start
写真: Oscar Lumley / LAT Images via Getty Images
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