フォーミュラE ベルリンE-Prix レース1

ポルシェのニコ・ミュラー、嬉しいフォーミュラE初優勝|フォーミュラE 2025-2026年シーズン第7戦ベルリンE-Prix

フォーミュラEのベルリンE-Prixはニコ・ミュラーが優勝。嬉しい初優勝を手にした。

田中 健一

編集: 2026/05/02 15:25

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Nico Muller, Porsche Formula E Team

Nico Muller, Porsche Formula E Team

写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images

 フォーミュラE第7戦ベルリンE-Prixが行なわれ、ポルシェのニコ・ミュラーが優勝した。

 ベルリンのテンペルホーフ空港を舞台に開催されるベルリンE-Prix。毎年お馴染みのレースである。今回のレースはピットブーストあり、39周のレースである。

 好スタートを見せたのはポールポジションのエドアルド・モルタラ(マヒンドラ)。しかし日産のオリバー・ローランドも、3番グリッドから2番手に上がると、3周目にはモルタラを抜いて首位に浮上した。

 しかしレース序盤はエネルギーマネジメントのレース。すぐにモルタラが首位を奪い返すと、シトロエンのニック・キャシディもローランドを抜いて2番手に上がるなど、目まぐるしく順位は入れ替わった。ローラ-ヤマハ・アプトのゼイン・マローニも首位争いに加わり、さらにそのチームメイトであるルーカス・ディ・グラッシも最後尾グリッドからトップ5圏内まで上がってきた。

 これだけ急激にポジションを上げたディ・グラッシ。大量にエネルギーを消費しているかと思えば、ディ・グラッシのエネルギー残量は他のマシンと比べて特にエネルギー消費が多いわけではなかった。そして11周目にはついに先頭に浮上してみせ、しかもローラ-ヤマハ・アプト勢が1-2体制を築くシーンもあった。

 19周を消化した時点で、複数のマシンがピットイン。その中でも予選2番手だったポルシェのパスカル・ウェーレインは、パンクのためタイヤ交換もせざるを得ず、最後尾まで順位を落とした。

 ローランドやローラ-ヤマハ・アプト勢は、ピットブーストのタイミングを遅らせた。その結果ローランドは首位をキープしたものの、マローニは5番手、ディ・グラッシが12番手と、明暗が分かれる格好となった。

 残り10周前後というところから、ようやくアタックモードを使い始めるマシンが出てくる。激戦の火蓋が切って落とされた。

 各車がアタックモードをほぼ使い切った段階で、首位に立ったのはポルシェのニコ・ミュラー。しかも2番手のキャシディに4.7秒もの大差を築いていた。そのキャシディの後方には、ローランドが続いていた。

 ミュラーはその後もリードを縮められることなくチェッカーまで駆け抜け、優勝。ミュラーにとってはこれが嬉しいフォーミュラE初優勝ということになった。2位キャシディ、3位ローランドという表彰台の顔ぶれとなった。

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