フォーミュラE、コロナ報告遅れのNIOに”執行猶予付き”の罰金を科す

NIO 333フォーミュラEチームは、ダブルヘッダーで開催されるバレンシアePrixを前に、新型コロナウイルスに関する規則違反により、罰金を科せられた。

フォーミュラE、コロナ報告遅れのNIOに”執行猶予付き”の罰金を科す

 今季これまでに4レースを終えているフォーミュラEは、ダブルヘッダーで開催されるバレンシアePrixを前に、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを直ちに報告しなかったとして、NIO 333チームに2万5000ユーロ(約324万円)の罰金を科したことを発表した。

 FIAの発表によると、NIOはチーム内で陽性反応が出たことを新型コロナウイルスの担当者にすぐに報告せず、「不適格な参加者が出る可能性について、何にも申告しなかった」という。スチュワードは、チームが最初に診断結果を知らされてから衛生委員会に最初にコンタクトするまで、数時間かかっていると結論づけた。

 チームに科せられた罰金のうち、5000ユーロは4月22日までに支払わなければならなかった。残りの2万ユーロについては、同じ違反を繰り返さないことを条件に、今シーズン残りの期間”執行猶予”とされる。

 NIOは新型コロナウイルス行動規則を定めた、FIA国際競技規則の付則S項に違反していると判断された。

 付則S項第4.1条には、『本規則の要件を満たさぬいかなる要素も、遅滞なく担当者に報告されなければならない』とされている。

 また第6.6条には『イベントの開催前に、参加に適さない状況(検査で陽性になった、新型コロナウイルスの症状を呈し始めた、または新型コロナウイルスの症状を呈している人物と密接に接触した)が発生した場合、当該参加者は自身が参加に適合していると宣言してはならない』とある。

 フォーミュラEは地元のサービスに負担をかけないようにしながら、各イベントでPCR検査を実施している。これまで、チャンピオンシップの共同創設者であるアレハンドロ・アガグとマヒンドラのチーム代表であるディルバーグ・ギルの2名が、新型コロナウイルス陽性となりイベントを欠場している。

 このふたりは昨シーズン、コロナのパンデミックを受けてシーズンが5ヵ月間中断した後、ベルリンで行なわれた6連戦を前にコロナ感染が発覚している。

 NIOのメンバーのうち、誰がコロナに感染し、誰が濃厚接触に該当するのかといった情報はまだ入ってきていない。チームは4月21日、2022-2023年シーズンに導入されるGen3規則に合意、少なくとも2025-2026年シーズンまでフォーミュラEに参戦することを発表したばかりだった。

 これにより、既存チームの大半が新規則導入後もフォーミュラE参戦を確約したことになるが、メルセデスは今後の参戦継続を正式に表明していない数少ないチームのひとつだ。

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