セッテ・カマラ、フォーミュラE”ベルリン6連戦”に電撃参戦。ハートレーの後任
フォーミュラEに参戦中のドラゴン・レーシングは、2019-2020シーズン最終ラウンドであるテンペルホーフ空港6連戦に、ブレンドン・ハートレーに代わってセルジオ・セッテ・カマラを起用することを明らかにした。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
フォーミュラEの2019-2020シーズンは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、長期間にわたって中断されることになった。しかし、8月にドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港で6レースを開催し、シーズンが再開されると共に、閉幕を迎えることになった。
ドラゴン・レーシングはこのテンペルホーフ空港6連戦で、ブレンドン・ハートレーに代わってセルジオ・セッテ・カマラを起用することを明らかにした。
セッテ・カマラは、F1でレッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを努めている。そのため、オーストリアとハンガリーで行なわれた3つのグランプリの際にはパドックに姿を見せていた。しかし、フォーミュラEに参戦することになった今、彼はシルバーストンで行なわれるイギリスGPとF1 70周年記念GPに参加できないことを意味することになる。
なおセッテ・カマラは、今年の始めのマラケシュで行なわれたルーキーテストに参加。2番手となるタイムを記録した。
ドラゴン・レーシングの代表であるジェイ・ペンスキーは、次のようにコメントを寄せた。
「マラケシュでの、セルジオの走りにとても感銘を受けた。そして、PENSKE EV-4のパッケージの開発を推し進めるために、彼は我々のエンジニアと共に、シミュレータでの仕事を担当した。それも、とても印象的だった」
そうペンスキーは語る。
「彼がベルリンで、コース上を走ることを楽しみにしている。そして我々との初めてのレースで、ポイント獲得にチャレンジすることを、私は彼に期待している」
セッテ・カマラも、フォーミュラE参戦決定について、次のように語った。
「チームと僕は、マラケシュでのルーキーテストで、非常に相性が良かった。僕らはプログラムを実行し、それがうまく機能して2番手でその日を終えた」
「今回はレースという状況で、彼らとまた一緒に仕事をすることができることになり、嬉しく思っている。それは特別なモノになるだろう。このチャンスを与えてくれたジェイ・ペンスキーとドラゴン・レーシング全てのメンバーに感謝したいと思う」
ハートレーはドラゴン・レーシングとの契約を解消し、今後はシーズン再開を控えるWEC(世界耐久選手権)に集中することになる。またベルリン6連戦でのドラゴン・レーシングのリザーブドライバーは、ジョエル・エリクソンが務めることになった。
なおセッテ・カマラはB-Max Racing with motoparkのドライバーとして、今季のスーパーフォーミュラにも参戦する予定になっている。
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