2022年トライアル世界選手権・日本グランプリが開催中止に。新型コロナ影響し3年連続
株式会社モビリティランドは、5月21~22日に開催予定だった「2022FIMトライアル世界選手権シリーズ第1戦日本グランプリ」の中止を発表した。
写真:: Twin Ring Motegi
2月15日、株式会社モビリティランドは2022年のFIMトライアル世界選手権の第1戦日本グランプリの開催中止を明らかにした。
本来であれば、2022FIMトライアル世界選手権シリーズ第1戦日本グランプリは、栃木県のツインリンクもてぎで5月21~22日に開催が予定されていた。
しかしモビリティランドはこれまでプロモーターであるFIM(国際モーターサイクリズム連盟)と協議・検討を重ねてきたものの、国内外における新型コロナウイルス感染状況に伴う渡航規制や対策の進捗状況を受け、またトライアル世界選手権の特性を踏まえたシリーズ開催の方針により、2022年の日本グランプリ中止を判断したと説明している。
モビリティランドは声明の中で「楽しみにされていたファンの皆様および関係者の皆様におかれましては、ご理解くださいますようお願いいたします」と記している。
なおトライアル世界選手権の日本グランプリは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年、2021年と開催中止が続いていたが、3年連続で中止という結果となってしまった。
2022年2月現在、世界では新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が広がっている。それに伴って現在日本では水際対策措置として、「特段の事情」がある場合を除いて、全ての国・地域からの外国人の新規入国を停止しており、少なくとも2月末まではこの状況が続くこととなっている。
モビリティランドは鈴鹿サーキットでF1日本GPを、ツインリンクもてぎではMotoGP日本GPといった国際モータースポーツも開催しているが、両レースも2年連続で中止となっている。
特にMotoGPは運営のドルナ・スポーツCEOが入国時に隔離強制を行なっている国では開催中止にするといった意向も示しているだけに、今後の日本の水際対策がどう推移するか、気になるところだ。
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