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「タクマは毎周ファイナルラップのように走る」インディ500でクラッシュのエド・カーペンターが佐藤琢磨の動きに怒る。祝賀会では“大人の”ハグ

インディ500の序盤にクラッシュしてリタイアを余儀なくされたエド・カーペンターは、自身と並んでコーナーに進入した佐藤琢磨への不満をあらわにした。

Ed Carpenter, Ed Carpenter Racing Chevrolet

 第110回インディアナポリス500に、今年も自らのチームでエントリーしたエド・カーペンター。通算23回目の出走となったレースでは27周目にクラッシュ、早々と戦列を離れた。31位という結果は、過去に3度のポールポジションを獲得した彼のインディ500キャリアの中でもワースト記録だった。

 アクシデントは、このレース最初のリスタートの際に起こった。カーペンターがターン1に差し掛かる際、イン側にはウィル・パワー(アンドレッティ・グローバル)、アウト側には佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がいた。ふたりのインディ500チャンピオンに挟まれる格好となったカーペンターだったが、大外からターンインしてきた佐藤に巻き込まれるような格好でスピンを喫し、そのままウォールにクラッシュした。

 
 

 コーションが出される中、マシンを降りたカーペンターは激怒した様子で、走行を続ける佐藤を指出して何かを口走っているようだった。

 レースが続く中、記者団の取材に応えたカーペンターは「タクマはリスタートのターン1を3ワイドで進入しようとしたが、それは賢明ではなかった。それだけでなく、彼はまるで僕がそこにいないかのように切り込んできた」と説明。さらにこう続けた。

「まだまだ序盤なのに、本当にがっかりだ。あそこにふたりのベテランがいて、片方は2回のチャンピオンなんだから、あんなことにはならないと思っていたのに」

 さらにカーペンターは「タクマは毎周ファイナルラップかのように走る。この後も誰かとぶつかるだろう」と話し、その場を去った。

 エド・カーペンター・レーシングとしても、アレクサンダー・ロッシとクリスチャン・ラスムッセンが共にトラブルでリタイアするなど、散々な1日に。翌日に行なわれたインディ500の優勝祝賀会の場でカーペンターは、アクシデントについては今も不満は残っているとしつつも、佐藤としっかりと話し合いをして和解のハグをしたと明かした。

 

 なお佐藤はレース後、カーペンターとのインシデントについては「まだリプレイを見ていないので分からない」と語っていた。また祝賀会のステージに登壇した時にも、カーペンターが怒っていたことについては、レース後のメディア対応で聞かされるまで全く分かっていなかったと話した。

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