アルピーヌ育成のルンガー、インディカーデビューが決定。佐藤琢磨所属のレイホールからスポット参戦

FIA F2に参戦するクリスチャン・ルンガーは、インディカー・シリーズ第12戦にレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから参戦し、インディカーデビューを果たすこととなった。

Christian Lundgaard, ART Grand Prix

写真:: Getty Images

 インディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)は、アルピーヌ育成ドライバーのひとりであり、現在FIA F2に参戦しているクリスチャン・ルンガーをインディカー第12戦で起用することを発表した。

 ルンガーは先日、バーバー・モータースポーツ・パークで行なわれたRLLRのテストにオリバー・アスキューと共に参加していた。そしてこの度、ルンガーがインディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで行なわれる『ビッグ・マシーン・スパイクド・クーラーズ・グランプリ』に出走することが明らかとなった。彼がドライブするのは45号車。グレアム・レイホールの15号車、佐藤琢磨の30号車に次ぐRLLR3台目のマシンで、今季はこのマシンを駆ってサンティノ・フェルッチが5レースを戦っている。

 デビッド・レターマン、マイク・ラニガンと共にRLLRの共同オーナーを務めるボビー・レイホールは次のように語った。

「バーバー・モータースポーツ・パークで行なわれたテストでのクリスチャンの仕事ぶりには大変満足しているので、インディアナポリス・モータースピードウェイで彼がどんな走りを見せてくれるのか楽しみだ」

「彼にとっては新しい経験となるし、練習の時間も少ないため、大きな挑戦になるだろう」

「ただロードコースは、F1などのグランプリレースのために設計されたヨーロッパのサーキットと似ているので、インディカーの伝統的なレーストラックを走るよりも難しくはないだろう」

「テストや練習走行の時間が少ないので、彼には過度の期待はしていない。堅実な仕事をして、そこから前進してほしい」

 またルンガー本人は次のようにコメントした。

「来週インディカーで走れるのがとても楽しみだ。僕は幸運なことに、これまで素晴らしいレーシングカーに乗る機会がいくつかあったけど、その中にインディカーが加わることにとてもワクワクしている」

「今回のレースの準備のためにテストをしたけど、マシンのフィーリングは最高だった。実際のレースコンディションで、才能あるドライバー達と一緒に走るとなれば、気分はもっと素晴らしいと思う」

「できる限りの準備はしてきたので、挑戦する準備は整っている。今年のインディカーのレースは全て見てきたので、そのグリッドに自分が加われることは本当に素晴らしいことだ」

「短い期間でたくさんのことを学習することになるけど、新しいことにトライする時はいつもワクワクする。このような機会を与えてくれたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング、アルピーヌ、スポンサーや出資者の方々には感謝の気持ちでいっぱいだ。またとないチャンスなので、自分の全てを出し切るのが待ち遠しい」

 そしてルンガーを支援するアルピーヌからは、アルピーヌF1チームのレーシングディレクターであるダビデ・ブリビオが祝福のコメントを寄せた。

「インディカーは素晴らしく競争力の高いシリーズであり、我々はクリスチャンがこのチャンスをどう活かすのか楽しみにしている」とブリビオは言う。

「クリスチャンはこれまでのキャリアから、非常に大きな可能性があることを示しており、今でもアルピーヌ・アカデミーの重要な一員だ。今はF2で2年目のシーズンを戦っており、我々は彼の次のステージに関して様々な選択肢を検討しているところだが、今はとにかく、彼が異なるタイプの環境、マシンを楽しみ、懸命に働き、結果を残せるようにすることに集中している」

「クリスチャンはきっと楽しんでくれるだろうし、レースが待ちきれない」

 

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