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アレクサンダー・ロッシが”マクラーレン加入”を決めた理由「昨年から飛躍的な進歩を遂げたから」

アレクサンダー・ロッシは、アロー・マクラーレンSPに移籍することを決断した理由について、マクラーレンがチームを買収して以来、大きな進歩を遂げたからだと語った。

Patricio O'Ward, Arrow McLaren SP Chevrolet, Felix Rosenqvist, Arrow McLaren SP Chevrolet

写真:: Phillip Abbott / Motorsport Images

 来季からアロー・マクラーレンSPに移籍することを決断したアレクサンダー・ロッシはその理由について、マクラーレンがチームを買収したことで、飛躍的な進歩を遂げたからだと語った。

 2016年のインディ500勝者であるロッシは先日、今季限りでアンドレッティ・オートスポートを離れ、来季からアロー・マクラーレンSPに加入することを発表した。

 ロッシはインディカー・シリーズへのデビュー以来一貫してアンドレッティ・オートスポートのマシンを走らせてきた。今季で実に7年目である。長年在籍したチームを離れ、新天地に移るという決断は、簡単なことではなかったはずだ。

 今回移籍を決断した理由についてロッシは、次のように語る。

「ここ数年、(マクラーレン・レーシングCEOの)ザク・ブラウンと(アロー・マクラーレンSPチーム代表の)テイラー・キールが何をしてきたかということは、とても明白なことだと思う」

 ロッシはそう語る。

「アロー・マクラーレンSPには競争力がある。チームの全体的なパフォーマンスは、全てのイベントで飛躍的に向上した」

「彼らをチャンピオンシップの候補と見るのは、非常に簡単なことだ。将来的には、もっと良くなっていくだけだと思う」

「少し前から、テイラーとザクが支配権を握り、チームの指揮を執るようになった。彼らが短期間で成し遂げたことは、そのことを物語っている。彼らの昨年を成績を見ればそれは明らかだ」

「僕はパト(パトリシオ・オワード)を大いに尊敬しているけど、彼はまだこの選手権に完全に慣れているわけじゃないし、比較的若い。それでも、彼の成績は脅威的だった」

「だから僕は、あのチームには持ち前のパフォーマンスがあるんだと思う。今季のインディ500を見ても、2番目に強いチームだった。チップ・ガナッシの強さは脅威的だったと思うけど、彼ら(アロー・マクラーレンSP)の可能性にも触れた」

「僕はチャンピオンシップに挑む立場のチームになると思う。昨年既にそういう可能性を見せたが、今年は実際にそうなるだろう。将来に向けては間違いないと思う」

 ロッシ曰く、アンドレッティ・オートスポートを離れることを決めたのは、昨年の夏のことだったという。しかし、次に加入するチームを決めるまでには時間がかかったとも明かした。

「他にもたくさんのことが起こらなければいけなかった」

 そうロッシは言う。

「もちろん、僕はパワーが欲しい。でも、それを手に入れられるというだけで、移籍が決まるわけじゃない。個人的な観点からすれば、どんなオプションがあって、実際に何がそこにあるのかを確認しなければならなかった」

「これはとても早い段階から始まった。2021年に、2023年からのことを話し始めた」

「どんな選択肢があるのかが明らかになってきたのは、今年の1月頃だったと思う。そこから、組織という観点で全ての要素をどうやって組み合わせることができるのかということを理解し始めた。とてもスムーズなプロセスとなったことについて、ザックとテイラー、そしてマクラーレン全体に感謝しなければいけない」

 ロッシはアロー・マクラーレンSPに加入した後、オワードとチーム内バトルを繰り広げることを楽しみにしていると語った。

「素晴らしいことだと思う」

 そうロッシは語った。

「明らかにパトは、過去数年でインディカーにやってきた、有望なドライバーのひとりだと思う。そして彼はチャンピオン候補であり、毎週末打ち負かさなければいけない相手のひとりだ」

「初日から、お互いにプッシュし合うことになるだろう。当然そのことはチーム自体を高めていくことにも繋がると思う」

「この数年、彼のことは知っているし、冗談を言い合ったこともある。でも、よく知っているわけじゃない。今後チームの全員とやりとりするのが楽しみだ」

「彼と競い合うことによって、チームの内部で、競争力を高めるための推進力が生まれると思う」

 
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