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レースレポート

2022シーズン、激戦の予感。スーパーフォーミュラ・ライツ開幕富士大会はトヨタ育成3人が勝利を分ける

2022年スーパーフォーミュラ・ライツが開幕。富士スピードウェイで行なわれた3レースでは、TGR-DC育成ドライバーの3人が1勝ずつを挙げた。

Taira Hibiki, TOM'S

写真:: Masahide Kamio

 2022年のスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)が富士スピードウェイで開幕。4月9日、10日にかけて3レースが開催された。

 国内トップフォーミュラであるスーパーフォーミュラへのステップアップカテゴリーであるSFライツ。今季からスーパーフォーミュラにフル参戦するジュリアーノ・アレジ、佐藤蓮、三宅淳詞は、いずれも昨年のSFライツで好成績を残して昇格を果たしている。

 そんなSFライツの2022年シーズンにも、メーカーの育成ドライバーなどがズラリ。名門TOM'Sは今季4台体制を敷き、TGR-DC(TGRドライバー・チャレンジ・プログラム)育成ドライバーの小高一斗、平良響、野中誠太に加え、昨年のフォーミュラ・リージョナル王者である古谷悠河を起用した。一方、ホンダの育成プログラムであるHFDPからは、木村偉織(B-MAX RACING TEAM)、太田格之進(TODA RACING)の2名が参戦。その育成体制の強化を象徴するかのように、マシンカラーにはかつてのHFDP RACINGを思わせるトリコロールが復活した。

野中誠太, TOM'S
小高一斗, TOM'S
平良響, TOM'S
木村偉織, B-MAX RACING TEAM
太田格之進, TODA RACING
5

 予選で好タイムをマークし、第1戦のポールポジションを獲得したのは、スーパーGTでも活躍中の川合孝汰(ルーニースポーツ)。予選2番手の小高のグリッド降格により、太田がフロントロウに並んだ。しかしスタート直後の2コーナーで川合と太田が接触。太田はリタイアとなり、川合もダメージがあり後にマシンを停めるという波乱の幕開けとなった。

 トップに立った野中は、木村、平良を従えてそのままトップチェッカー。嬉しい初優勝を手にした。

 第2戦は予選のセカンドベストタイム順のグリッドとなり、小高がポール。太田が2番グリッドに続いた。スタートでは小高がホールショットを奪うも、太田は背後からプレッシャーをかけ続ける。しかし最後までポジションを守り切った小高が2020年以来となる勝利を飾った。

 そして第1戦のリザルト順のグリッドでスタートした第3戦。しかしホールショットを奪ったのは、フロントロウの野中、木村ではなく、3番グリッドから抜群のダッシュを決めた平良だった。平良はそのまま首位を守りきりトップチェッカーを受け、参戦2年目で初勝利を手にした。2位には木村、3位には野中が続いた。

 TGR-DC育成ドライバーの3人が勝利を分け合う展開となった今大会。現時点でのランキングトップは3戦全てで表彰台に乗った平良で21ポイント。野中が17ポイント、小高が15ポイントでそれに続いている。しかしホンダ育成のふたりも木村が15ポイント、太田が11ポイントで肉薄しており、今シーズンは激しい戦いになりそうな予感だ。

 
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