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ReFaと共に“美しく”レースを戦う……KYOJO復帰の三浦愛が思いを語る「初めてレースを見る方に憧れていただける女性でいなければ」

2026年のKYOJO CUPに参戦することになったTeam ReFa with AIWIN。ドライバーの三浦愛と白石いつもは、アスリートとしてレースを戦いながらも美しくあることで、憧れの存在となることを目指している。

『Team ReFa』モータースポーツプロジェクト発表会

ドライバーの三浦愛(中央)と白石いつも(右)

写真:: Motorsport.com / Japan

 2月5日、KYOJO CUPに参戦することが発表されたTeam ReFa with AIWIN。ドライバーの三浦愛と白石いつもが、美容ブランドReFaの参入によって注目が集まるであろう今シーズンに向けた思いを語った。

 昨年からフォーミュラカーによるカテゴリーに生まれ変わり、話題を呼んだKYOJO CUP。そんな中で有名ブランドReFaが三浦率いるAIWINとジョイントする形でチームを発足させ、シリーズに参入することとなった。これに伴い、昨年は監督としてKYOJOに参戦していた三浦も、ドライバーとして3年ぶりにシリーズに復帰することとなった。

 車両がVITAだった時代のKYOJO CUPで2度チャンピオンに輝いた三浦も、フォーミュラでの経験が豊富。全日本F3選手権ではNクラスでの優勝経験があり、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップでもランキング2位を獲得したことがある。昨年も監督業の傍らFIA F4に参戦するなど、未だ現役志向は強い。

 ReFaブランドを展開するMTG社の執行役員で、Team ReFaの事業責任者である亀岡徹氏も、三浦の秘めたる思いを感じ取ってドライバーのオファーをしたと話す。

「我々が初めてサーキットに行った時、三浦さんは監督でしたが、目の輝きがすごかったです。彼女はKYOYO CUPを盛り上げるべく、AIWINの代表として若手の育成に力を入れていましたが、その目の輝きの奥にまた違う何かがあると、松下(MTG松下剛社長)と共に感じました」

「もしやということで、復帰(の意向)はないのかなとお話をしたところ、『実はまだまだ走ってみたい』ということでした。彼女は年齢的なものも気にされていることをオープンにしてくださいましたが、むしろ年齢の壁を超えてKYOJO CUPのレーサーの皆さんに背中を見せていきたいという思いも聞きましたので、ぜひ一緒にとラブコールをさせていただきました」

 当の三浦は、「この場に立てているのが夢のよう」と、まさに胸いっぱいの様子。「特にこのKYOJO CUPがフォーミュラになってからは、監督としてもそうですが、ドライバーとしても自分が先頭に立って女性ドライバーを引っ張っていきたいという思いがありました。自分が走る姿で若いドライバーたちにも学んでもらえるものがあるんじゃないかという思いが沸々としていたので、このような機会で走らせていただけることに本当に感謝でいっぱいです」と語った。

 監督も兼任する三浦のチームメイトとなるのは、昨年のKYOJOフォーミュラでランキング8位に入った若手の白石だ。大学でデザインを学んでいるという19歳の白石は、「見た目通り元気で明るく、それでいてすごくしっかりしていて、我々が持つAiraのプロダクトイメージとピッタリ」とMTGの亀岡氏も話す。白石が乗るマシンは、ReFaのヘアコーム“Aira”を想起させるハートがあしらわれたチャーミングなカラーリングとなる。

左が三浦、右が白石のマシン

左が三浦、右が白石のマシン

写真: Team ReFa

「ReFaのハードブラシやドライヤーを普段から使っているので、身近なチームで走れることにすごくビックリしました。感謝の気持ちでいっぱいです」と白石。当日はReFaのヘアアイロンで髪をセットしてきたという。

 このように、美容ブランドがモータースポーツ業界に参入することで、これまでレースに接点のなかった人からも関心を集められるかもしれない。ReFa側もブランドの顧客をサーキットに連れていく施策の構想を披露するなど前のめりだ。

 発表会イベントの際、世の女性たちに注目してほしいことや届けたい思いを尋ねられた三浦は、女性としての“美しさ”を意識していくことは、様々な点で重要になってくるとの考えを示した。

「私は子供の頃からレーシングドライバーとして生きてきて、正直“美”という部分は優先順位がとても低かったです。ただ、私たちはスポーツ選手である前に女性であるということは、死ぬまで変わりません」

「私たちがスポーツ選手でありながら美しくなれるということは、見た目だけでなく内面的な部分にも繋がっていき、目には見えないかもしれないけど、成績やドライバーとしての走りにも繋がってくる……私自身この数年でそう実感しているところです」

「初めてレースを見ていただけるファンの方々に憧れていただける、かっこいいと思っていただけるような女性でいなければいけない、そうありたいと思っています。ReFaさんをはじめ色んな企業さんに応援していただきながら、そんな影響をKYOJO CUPから、Team ReFa with AIWINから発信していきたいです」

 また白石も、ReFaと共に多くの女性にモータースポーツの存在を知ってもらい、女性レーシングドライバーがアスリートでありながら美しくいられるということも伝えていきたいと述べた。

「ReFaを通して、多くの女性にレーシングカートやフォーミュラを知ってもらう機会が増えると思っています。私たちが戦う姿を見ていただいて、女性でも戦えるんだということを伝えたいですし、戦うだけではなく、美しくあり続けることもできるんだということを伝えていきたいと思っています」

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