【ル・マン24h】12時間レース折り返し|トヨタ勢、8号車が先頭盤石のワンツー体制。D'station777号車がトラブルでリタイア
2022年のル・マン24時間レースはスタートから折り返しとなる12時間が経過。TOYOTA GAZOO Racingのワンツー体制は変わらないが、先頭は入れ替わり、8号車がリードしている。
2022年のル・マン24時間レースは、日本時間6月12日11時で折り返しとなる12時間が経過。TOYOTA GAZOO RacingのGR010 HYBRIDが安定した走りでトップ2をリードする状況が続いている。
レースは開始から6時間が過ぎる頃になると日が傾き、夜の帳が下りて暗闇の中での走行へと入っていった。
6時間半を前にトヨタ勢はドライバーを交代。8号車にはセバスチャン・ブエミが、7号車にはマイク・コンウェイが乗り込んだ。これ以前は7号車が首位を走っていたが、ピット作業の差で8号車が先行し順位逆転。その後方を7号車が追う形がしばらく続いた。
その後7号車はスローゾーンに阻まれてしまう場面もあり、8号車との差は拡大。25秒ほどの差となった。
トヨタ勢にはトラブルらしいトラブルもなく、至って順調なレース進行。11時間経過のタイミングでドライバー交代となり、8号車は平川亮、7号車は小林可夢偉と共に日本人ドライバーによるドライビングとなっている。
トヨタ勢のライバルであるグリッケンハウス勢には、夜間にトラブルが発生。708号車がレース開始から約7時間半が経過した頃にスピンを喫してしまったのだ。サスペンションに問題があったようで、ピットで修理する必要があり、コースに復帰した際はトップから既に大差。12時間の折り返し時には7周差となった。
一方、僚友709号車はトラブル無くレースを続行。しかしトヨタ勢からは徐々に遅れていき、レース折り返し時点では3周差となった。
クラッチトラブルに襲われた結果出遅れていたアルピーヌ36号車だが、この夜間走行ではトラブルは出ずに順調に走行。ただその差は大きく、トップからは10周差という状況だ。
LMP2クラスでは6時間経過時点でクラストップに立っていたJOTAの38号車が、12時間経過時でも変わらずクラスをリード。2番手のPREMA ORLEN TEAMの9号車が約4分差で彼らを追っている。LM-GTE ProクラスはPORSCHE GT TEAMの92号車が首位だ。
LM-GTE AmクラスはTF SPORTの33号車がクラストップ。なおD'station Racingの777号車アストンマーチン(星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグ)は車両トラブルにより、8時間すぎにピットイン。シャシーに修復するのが難しいダメージがあった結果、112周でリタイアとなった。木村武史もドライバーに名を連ねているケッセル・レーシングの57号車フェラーリはクラス16番手を走行中である。
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