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予選レポート

Moto2アラゴン予選|ランキング首位のフェルナンデス、今季2度目ポール獲得。小椋藍は8番手

MotoGP第15戦アラゴンGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、アウグスト・フェルナンデスだった。

Augusto Fernandez, Red Bull KTM Ajo

Augusto Fernandez, Red Bull KTM Ajo

Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第15戦アラゴンGPのMoto2クラス予選が行なわれた。最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得したのはポイントリーダーのアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)だった。

 フリー走行の総合タイム順による予選組分けの結果、ランキング2番手の小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)はわずかにタイムが足らず、Q1からの出走が決定。ランキング首位のフェルナンデスはQ2スタートであり、小椋としてはタイトル争いを考えると少なくともQ1は突破したいところだ。

 Q2進出となる上位4枠を巡る争いは、キャメロン・ボービエ(American Racing)がトップで牽引。小椋は序盤から2番手に続き、Q2進出に向けて順調な走りを示していた。

 Q1後半の走行ではなかなかタイム更新が見られず、動きに乏しいままセッションが終了。ボービエがQ1をトップで通過し、小椋もQ2へ駒を進めた。

 予選Q2が開始されると、序盤にセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)がクラッシュ。前戦サンマリノGPではタイトル争いにおいて痛手となる転倒を喫しているが、今回の転倒も痛恨のクラッシュになったと言えそうだ。

 コース上では小椋が1分52秒402をマークして、暫定トップに浮上。ジェイク・ディクソン(Shimoko GASGAS Aspar Team)、アロン・カネット(Flexbox HP40)らが続く一方で、フェルナンデスはQ2前半を10番手と苦しんでいた。

 セッション後半に入ると、ディクソンとカネットがタイムを大きく更新。まずカネットが1分52秒272で暫定トップに立ち、さらにディクソンがそれを超える1分52秒179を記録していった。

 またフェルナンデスもアタックに入ると最速タイムを更新するペースを発揮。1分51秒888と、このセッションで初めて51秒台をマークし、暫定トップタイムを更新した。

 そこからはタイム更新もまばらになり、上位の並びの変化はないままセッションが終了。フェルナンデスが今シーズン2回目のポールポジションを獲得した。2番手はアルベルト・アレナス(Shimoko GASGAS Aspar Team)、3番手はディクソンだ。

 小椋は終盤のアタックで、自己ベスト更新ペースを刻みつつあったが後半セクターが伸びず。最終的に8番手で予選を終えた。

 
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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Spain アウグスト フェルナンデス 7 1'51.888     163.384
2 Spain Albert Arenas 7 1'52.012 0.124 0.124 163.203
3 United Kingdom Jake Dixon 8 1'52.179 0.291 0.167 162.960
4 Spain アロンソ ロペス 7 1'52.270 0.382 0.091 162.828
5 Spain アロン カネット 8 1'52.274 0.386 0.004 162.823
6 Spain Pedro Acosta 7 1'52.280 0.392 0.006 162.814
7 Italy トニー アルボリーノ 8 1'52.289 0.401 0.009 162.801
8 Japan 小椋 藍(Ai Ogura) 8 1'52.397 0.509 0.108 162.644
9 Thailand ソムキャット チャントラ 7 1'52.475 0.587 0.078 162.532
10 United States Joe Roberts 7 1'52.576 0.688 0.101 162.386

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