小椋藍、日本GP優勝の勢いでタイへ! 「いつもどおり全力をキープしていく」
MotoGPは3連戦の締めくくりとなる第17戦タイGPを今週末に控えている。日本GPで母国戦勝利を挙げた小椋藍は、アジア戦を良い形でスタートできたと、タイGPに向けてもやる気十分だ。
Ai Ogura, Honda Team Asia
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPは9月30日から第17戦タイGPが開幕。前戦日本GPで勝利した小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、連戦のタイに向けてもやる気十分だ。
今季のMotoGPは9月中旬からアラゴン-日本-タイの3連戦。25日にはアジアパシフィックラウンドの初戦となる日本GPがモビリティリゾートもてぎで開催された。
3年ぶりの開催となった日本GPでは、小椋が2006年以来となる日本人ライダーによる母国優勝を達成。会場が大盛りあがりとなったことは記憶に新しい。
そこからMotoGPは休む間もなくタイへ移動。30日にはチャーン・インターナショナル・サーキットで初日のフリー走行が早くも開始となるが、小椋は母国戦優勝の勢いを保ってタイ戦へ挑んでいる。
「先週末日本で僕らはアジアラウンドの初戦をスタートさせました。アジア戦をこうして勝利で始められたことを嬉しく思っています」
小椋はチームのプレビューにそうコメントした。
「今、僕達はタイへ場所を移していますが、チームにとっても僕にとっても素晴らしい週末になると思います。いつもどおり全力をキープしようと思っています」
「見てくれる人たちが楽しめるレースになるように頑張りますし、そのことに集中しています。チャーンでは久しく走っていませんが、ここに戻ってくるのを楽しみにしています」
なおタイGPは小椋のチームメイトであるソムキアット・チャントラにとっての母国戦となる。チャントラも今シーズンは初優勝を収め、着実に力をつけてきている。
彼は母国戦に向け、次のようにコメントを寄せた。
「今週末は僕の母国戦で、最後にここブリーラムで走ったのは2019年だから、待ちわびた瞬間だ」
「母国戦を良い形で迎えられていると思う。バイクに対する自信も良くなっているし、良いセットアップもある。チャーンは僕の大好きなコースのひとつだし、タイのファンのみんなの前でベストを尽くすことを約束する」
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