中上貴晶、怪我悪化でタイ欠場も「日本GPを諦めることはできなかった」悔いは“全く無い”と改めて表明
MotoGP第17戦タイGPを欠場することになった中上貴晶はSNSでコメントを改めて発表。日本GP出場を決断したことに後悔は全く無いと改めて表明した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第17戦タイGPを欠場することが発表された、LCRホンダの中上貴晶はSNS上でコメントを発表し、怪我が悪化しても日本GPに出場したことに悔いは無いと伝えた。
中上はMotoGP第15戦アラゴンGPでマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と接触しクラッシュ、右手薬指と小指を負傷した。検査の結果、腱を負傷しており、手術を受けることになった。
MotoGPは3連戦の真っ只中であり、第16戦は3年ぶり開催の日本GPだった。中上は手術を受けて間もない状態でありながらも初日からセッションに参加し、さらに決勝の出場を決定した。
レース自体は完走最下位となる20位ながらも、右手が厳しい状態のまま彼は完走。久しぶりの日本GPに集まった母国のファンの前で勇姿を見せた。
ただ、日本GP後の火曜日には中上の第17戦タイGP欠場が発表された。レース後には右手小指の状況がかなり悪いと明かしており、タイGP出場は厳しいのではないかと見られていたが、その通りの展開となった。
タイGP欠場の発表後、中上はSNS上にコメントを投稿。日本GPに出場したことで怪我が悪化し、タイGPを欠場しなければならなくなったが、そこに悔いは全く無いと改めて表明した。
中上のコメントは次のとおりだ。
「皆さんご心配をお掛けして申し訳ないです」
「チームリリース通り、今週末のタイGPを欠場することとなりました」
「決勝レース後の検査の結果、小指の腱が断裂していることが確認され、再手術が必要となってしまいました」
「日本GPの週に薬指と小指を手術し、リスクを承知で走りましたが、日本GPを諦めることは自分の中でどうしても出来ませんでした。厳しいレースウィークだったし、結果的には悪化してしまいましたが、出場したことに全く後悔はしていないです」
「勿論、無理をしたことにより多大なるご心配とご迷惑をお掛けしてしまったことは反省しています」
「1日でも早く、走れる状態に回復することを今は優先していきたいと思っています!」
「これからも応援よろしくお願いいたします」
なおタイGPを欠場する中上の代役には、長島哲太が起用される。Moto2優勝経験を持つ長島はHRCでテストライダーを務め、先の日本GPではワイルドカード参戦も行なっており、タイGPがMotoGPクラス2戦目となる。
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