Moto2フランス予選|Moto3王者アコスタ、Moto2で”覚醒”の初ポール獲得。小椋は転倒8番手
MotoGP第7戦フランスGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、ペドロ・アコスタだった。
ル・マン・ブガッティ・サーキットで行なわれているMotoGP第7戦フランスGP、Moto2クラスの予選で、ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)がキャリア初ポールポジションを獲得した。
小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は前戦スペインGPでMoto2初優勝を達成。フランスGPのフリー走行ではFP3までの総合タイムで6番手に入り、予選Q2への直接進出を決めている。
一方、ポイントリーダーのセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)はQ1からの出走を余儀なくされた。そのビエッティはQ2進出圏内に届かない5番手でQ1を終了。予選Q1敗退、19番グリッドから決勝レースに挑むことになった。
Q1を突破したのはロレンソ・ダラ・ポルタ(Italtrans Racing Team)、フェルミン・アルデゲル(MB Conveyors Speed Up)、ボー・ベンスナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)、ホルヘ・ナヴァッロ(Flexbox HP40)の4人だった。
ポールポジションを争う予選Q2序盤では、サム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)が1分36秒071をマークして暫定トップに立った。ロウズは連続アタックを行ない、1分35秒にも届きそうなペースを示したが、中盤でハイサイドを起こしてしまいクラッシュ。ここで予選を終えることになった。
また残り9分、小椋がターン6でスリップダウンによる転倒を喫してしまった。タイムは既に記録していて暫定4番手となっていたが、彼の予選もここで終了。なおチームメイトのソムキアット・チャントラもセッション終盤に転倒を喫するなど、IDEMITSU Honda Team Asiaにとっては厳しい展開となった。
セッション終盤のアタックでは、ペドロ・アコスタ、ジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)、アウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)らが次々と自己ベストを更新。アコスタが1分35秒803で暫定トップに立ち、ディクソン、フェルナンデスと続いた。
最終的にはこのアコスタのタイムを超えるライダーは現れなかったため、アコスタがMoto2クラス初のポールポジションを獲得した。2021年にMoto3クラスでルーキーながら王者となった実績から、アコスタはMoto2クラスでも注目を集めてきたが、ついに速さを示した格好だ。2番手はディクソン、3番手はフェルナンデスとなっている。
また転倒があったロウズは序盤のタイムで4番手を確保。小椋も8番手で、日曜日の決勝レースを3列目からスタートすることになった。
順位 | ライダー | タイム | 差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|
1 | Pedro Acosta | 1'35.803 | 166.917 | |
2 | Jake Dixon | 1'35.921 | 0.118 | 166.712 |
3 | アウグスト フェルナンデス | 1'35.963 | 0.160 | 166.639 |
4 | サム ロウズ | 1'36.071 | 0.268 | 166.451 |
5 | Albert Arenas | 1'36.088 | 0.285 | 166.422 |
6 | アロンソ ロペス | 1'36.269 | 0.466 | 166.109 |
7 | アロン カネット | 1'36.303 | 0.500 | 166.050 |
8 | 小椋 藍(Ai Ogura) | 1'36.309 | 0.506 | 166.040 |
9 | ボー ベンスナイダー | 1'36.341 | 0.538 | 165.985 |
10 | トニー アルボリーノ | 1'36.351 | 0.548 | 165.968 |
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