Moto2イタリア予選｜小椋藍、Q1突破も転倒で14番手と中団スタートに。カネットがポール獲得

　ムジェロ・サーキットで開催されているMotoGP第6戦イタリアGP。Moto2クラスの予選が行なわれ、Pons Wegow Los40のアロン・カネットがポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスに参戦する日本人ライダーは今回、小椋藍（IDEMITSU Honda Team Asia）と羽田太河（Pertamina Mandalika SAG Team）が共にQ1からの参加となった。

　小椋はQ1前半のアタックでは、5番手タイムとなる1分51秒950をマーク。Q2進出となるトップ4まではコンマ1秒差と、ほんの僅かに届かないタイムだった。

　中盤にかけて再度アタックをかけた小椋は、1分51秒591まで自己ベストを更新。一気に暫定トップの位置に上り詰めた。

　小椋がこのまま首位でQ1通過かと思われたが、最後にジョー・ロバーツ（Italtrans Racing Team）がタイムを更新。小椋は2番手でQ2へ進出した。一方で羽田は14番手タイムで予選Q1敗退となった。

　Q2へ進出した小椋だったが、自身がQ1で記録したタイムを更新することができず、10番手周辺でQ2の前半を折り返した。

　ライバルのタイム更新によって14番手まで後退した小椋はセッション終盤に再度アタックに向かったが、その際に転倒。タイム更新のチャンスを失い、ここで予選を終えた。

　小椋不在の中最後のアタックが行なわれ、最終的にはアロン・カネットがポールポジションを獲得。2番手にペドロ・アコスタ（Italtrans Racing Team）、3番手にサム・ロウズ（Elf Marc VDS Racing Team）という並びとなった。

　転倒で予選を終えた小椋は、最終的に14番手。決勝レースは中団から追い上げを目指すことになる。

順位	ライダー	周回数	タイム	差	前車との差	平均速度
1	アロン カネット	4	1'50.796			170.421
2	Pedro Acosta	8	1'50.955	0.159	0.159	170.177
3	サム ロウズ	8	1'50.958	0.162	0.003	170.172
4	Joe Roberts	8	1'51.008	0.212	0.050	170.095
5	フィリップ サラック	8	1'51.026	0.230	0.018	170.068
6	Jake Dixon	8	1'51.038	0.242	0.012	170.049
7	Celestino Vietti Ramus	8	1'51.097	0.301	0.059	169.959
8	Fermin Aldeguer	8	1'51.129	0.333	0.032	169.910
9	アロンソ ロペス	8	1'51.145	0.349	0.016	169.886
10	トニー アルボリーノ	8	1'51.245	0.449	0.100	169.733
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