Moto2スティリア予選:長島哲太が3番手フロントロウ。カネットがクラス初ポールポジション
Moto2第6戦スティリアGPのMoto2クラス予選が行なわれ、アロン・カネットがMoto2クラス初ポールポジションを獲得した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第6戦スティリアGPのMoto2クラス予選がレッドブルリンクで行なわれ、アロン・カネット(Openbank Aspar Team)がポールポジションを獲得した。
コースコンディションは31度、路面温度54度というホットコンディションの中、予選Q1がスタート。長島哲太(Red Bull KTM Ajo)もQ1から上位グリッドを目指す形となった。
セッション開始直後から、長島も含め各車が続々とコースイン。まず計測1周目にトップに立ったのは、ソムキャット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)。長島は0.266秒差の2番手に続いた。
チャントラは3周連続のアタックで1分29秒226までタイムを更新し首位を維持。長島も3周連続アタックで、チャントラとの差を0.030秒まで詰めた。セッション折り返しの段階では、シャビ・ビエルへ(Petronas Sprinta Racing)が3番手、ステファノ・マンツィ(MV Agusta Forward Racing)が4番手と、Q2進出圏内につけた。
各車Q2進出を目指してアタックを繰り返すものの、トップ4に割って入るライダーがなかなか出てこなかったが、残り時間1分というところでヘクトル・ガルソ(MV Agusta Forward Racing)が3番手に飛び込んだ。
他に上位に飛び込むライダーはおらずチャントラ、長島、ガルソ、マンツィがQ2進出を決めた。
ガルソのタイムアップによってQ2進出を逃したのがビエルへ。4番手マンツィとは1000分の1秒まで同タイムだったが、セカンドタイムの差で涙をのんだ。
18台でポールポジションを争うQ2がスタートすると、前戦ウイナーのホルヘ・マルティンは早速コースイン。対してチームメイトの長島は、少しタイミングをずらしてのアタックとなった。
まずはマルティンがトップに立つと、長島がそれを上回った。ただ、長島のすぐ後ろにつけていたアロン・カネット(Openbank Aspar Team)が1分28秒787を記録。セッションの主導権を握った。
マルティンは2度目、3度目のアタックでカネットとの差を0.118秒まで詰め2番手につけるも、逆転はできずピットに戻った。3番手の長島は目の前を走っていたライダーが転倒し、あわや接触という場面もあったがこれを冷静に交わし、周回を重ねた。
Q2終盤にタイムアップするライダーは少なく、そのまま予選終了かと思われたが、長島が最終アタックのセクター1で全体ベストをマーク。しかしセクター2で挙動を乱し、自己ベスト更新はならなかった。
マルティンも全体ベストをセクター1からセクター3まで並べたが、カネットのタイムには及ばず2番手止まり。カネットは嬉しいMoto2初ポールポジション獲得となった。
長島は3番手フロントロウを獲得。今回のスティリアGPではMoto3で鈴木竜生、MotoGPで中上貴晶が予選でフロントロウを獲得しており、日本人ライダーが各クラスでフロントロウを獲得した形だ。
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