Moto3オーストリア予選|佐々木歩夢、好調2番グリッド確保。オルガドが初ポール獲得
MotoGP第13戦オーストリアGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、ダニエル・オルガド(Red Bull KTM Ajo)だった。
Ayumu Sasaki, Husqvarna Max Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
レッドブルリンクで開催中のMotoGP第13戦オーストリアGP。Moto3クラスの予選では、Red Bull KTM Ajoのダニエル・オルガドがポールポジションを獲得した。
フリー走行の総合タイムでは、佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)が2番手、鳥羽海渡(CIP Green Power)が10番手で予選Q2へ直接進出。山中琉聖(MT Helmets - MSI)、鈴木竜生(Leopard Racing)、古里太陽(Honda Team Asia)ら3人はQ1からのスタートだ。
予選開始時のコンディションは晴れ。気温21℃、路面温度は24℃となった。
Q1は各チームがライバルの出方をピットで伺う状況が続き、セッション開始から5分ほどは、コース上にでるマシンはわずか1台という状況で大部分のライダーがコースに出ていったのは、セッション残り8分という頃だった。
大渋滞の中でアタックが行なわれると、鈴木が1分41秒977をマークしてトップに立ち、さらに山中が2番手に続いた。3番手には他ライダーがピットで手をこまねいている中積極的な走行を重ねていたジョエル・ケルソ(CIP Green Power)、4番手にはアンドレア・ミーニョ(Rivacold Snipers Team)が入り、この4名がQ2進出となった。古里は6番手でQ2進出を逃している。
Q2が開始されると、Q1とは異なりピットでのにらみ合いが続くことはなく、各ライダーは続々とコースインし、アタックへ向った。
コース上でも牽制やポジションの取り合いはあまりなく、ライダーたちはそれぞれのタイミングでアタックを実施。そんな中で暫定トップタイムとなったのは、1分41秒244をマークした佐々木だった。そこにLeopard Racingのデニス・フォッジア、鈴木が続いている。
Q2後半の最後のアタックに向けた段階では、ピットで若干の牽制も発生。特にLeopard Racingのふたりは残り2分とギリギリまでコースインを遅らせ、それを待ち構えていたグループも、アタック1回にかける展開となった。
しかしこのグループは残り時間が0になる前にアタックに入ることができず、そのまま予選を終了。鈴木を含めピットでの牽制のしすぎのツケを払うことになってしまった。
コース上でアタックを決めたライダーの中ではオルガドが1分41秒234をマーク。トップタイムを更新し、キャリア初のポールポジションを獲得した。2番手は佐々木、3番手はデニス・オンジュ(Red Bull KTM Tech3)だった。なお佐々木は前戦イギリスGPでの接触により、決勝レースではダブルロングラップペナルティを科されている。
他日本勢は、鈴木が7番手、鳥羽が9番手、山中が15番手という結果となった。
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