KTM加入決まったジャック・ミラー、ドゥカティでの5年間に感謝。残り11戦も”全力”誓う
ジャック・ミラーは2023年からKTMへ移籍する。彼はドゥカティでの5年間を振り返って、感謝の言葉を述べ、残るシーズンのレースも全力で挑むと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
6月9日、KTMは2023年からジャック・ミラーがチームに加入すると発表。ミラーは過去5年間を過ごしてきたドゥカティ陣営を離れることになった。
ミラーは2018年にサテライトチームのプラマックへ加入。そこで速さを発揮すると、2021年にファクトリーチームへの昇格が叶った。
そして2021年は計2勝をマークし、契約も延長。だが2022年になると雲行きが怪しくなり、序盤の段階でファクトリーチームのシート喪失が確実視されるようになっていた。
移籍先を模索していたミラーだが、噂されていたLCRホンダへの出戻りや、プラマックへの降格ではなく、KTMへの移籍を決断。ドゥカティでの5年間の後、陣営を移ることになったのだ。
ドゥカティはミラーのKTM移籍に合わせて声明を発表。5年間の献身に感謝を示すとともに、残るシーズンも全力で戦っていくとミラーもコメントを寄せた。
■ジジ・ダッリーニャ(ゼネラルマネージャー)
「ジャックと共に獲得した、2度のコンストラクターズタイトル(2020,2021)や、昨年のチームタイトルなど、我々は素晴らしい5シーズンを過ごしてきている」
「さらに、数々の表彰台やヘレスとル・マンでの素晴らしい勝利を忘れるべきではない。ミラーは非常に才能あるライダーで、我々のデスモセディチGPを最高の状態で理解することのできる人物だ」
「彼はフェアで忠実な人物で、常に全力を尽くしてくれている。ドゥカティ、ドゥカティ・レノボチーム、そしてこの5年間のパートナー全てを代表して、彼の将来の成功を願っている」
■ジャック・ミラー
「僕にとって、この5年間は本当に重要なものだ。ドゥカティと一緒に幾つもの表彰台を獲得し、忘れられない2度の勝利も挙げてきた」
「さらに2度のコンストラクターズタイトルと、昨年はチームタイトルも獲る事ができたし、チャンピオンシップを4位で終えられた。これは僕のMotoGPにおけるベストリザルトだ」
「プラマック・レーシング、そしてドゥカティ・レノボチームと共に、僕はライダーとして毎年大きく成長し、最高の状態の自分だと常に感じてきた」
「来年、僕は新たな挑戦を始める。でも今は、このチームと可能な限り良い形でラストシーズンを終えることだけを考えたいと思っている。ドゥカティ・コルセ、僕のチームのみんな、ジジ、パオロ(チアバッティ/スポーティングディレクター)、ダビデ・タルドッツィ(チームマネージャー)、そしてこの5シーズンに関わってきた人たちみんなに感謝したい」
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