中上貴晶、カタルニアGPで巻き添え転倒のリンスとバニャイヤに直接謝罪
MotoGP第9戦カタルニアGPでマルチクラッシュの引き金となった中上貴晶は、第10戦ドイツGP開幕を前にアレックス・リンスとフランチェスコ・バニャイヤのふたりへ謝罪に向かった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第9戦カタルニアGPの決勝で、オープニングラップのターン1で転倒した中上貴晶(LCRホンダ)。この転倒にはフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)とアレックス・リンス(スズキ)が巻き込まれ、中上には批判の声も寄せられた。
リンスは左手首を骨折、バニャイヤは怪我などはなかったものの、タイトル争いの面では手痛いリタイアとなってしまった。中上自身も、頭部を打ったことにより検査入院。現在も右肩に痛みを抱えている状況だ。
そんな中上は、ドイツGPの走行開始を控えたパドックでバニャイヤとリンスに直接謝罪に向かった。カタルニアGP後は病院に搬送されていたため、当時彼らの元へ向かうことができていなかったためだ。
バニャイヤ、リンス両名は思うところはある様子ではあったが、共に謝罪を受け入れていた。
「あれは僕のミスでした」と、中上はMotoGP.comのインタビューに答えている。
「今朝、ペッコ(バニャイヤ)とアレックスのところに謝罪へ行ってきました。これは僕にとってはとても大事なことでした。レース後は彼らに会うチャンスがありませんでした」
「SNSでは既に謝罪もしていましたが、僕にとって顔を直接合わせてモンメロ(カタルニア)で何が起こったかを説明するのはより大事なことでした」
「アレックスは左手首を骨折してしまっていて心苦しいです。ですが僕らは握手を交わして、このレースウィークに臨んでいます」
なお中上は今週末のドイツGPには出走を予定している。身体はまだ100%回復していないものの、全力で頑張りたいとコメントした。
「モンメロのアクシデントの後、体調は日に日によくなっています。まだ100%回復していませんが、金曜日にマシンに乗ってみたいと思っています。正直、自分のコンディションのことはよく分かりませんが、全力で頑張りたいです」
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