「彼は無罪になるべきだった」アプリリア、出場停止処分のイアンノーネをサポートへ

アプリリア・レーシングCEOのマッシモ・リボラは、ライダーのアンドレア・イアンノーネがドーピング違反により18ヵ月間の出場停止処分を受けたことについて“馬鹿げている”と憤りを見せた。

「彼は無罪になるべきだった」アプリリア、出場停止処分のイアンノーネをサポートへ

 4月1日、アプリリアのアンドレア・イアンノーネに対し、アンチドーピング・コード違反があったとして、18ヵ月間の競技禁止措置が下された。

 イアンノーネは昨年のマレーシアGPで採取された尿サンプルを使用したWADA(世界アンチ・ドーピング機関)のドーピング検査を受けた際に、アナボリックステロイド(筋肉増強剤)の陽性反応が検出されたことにより、暫定的に出場停止処分を受けていた。

 そのイアンノーネは当初から一貫して無実を主張。原因は現地で摂取した食品が汚染されていたことだと訴えていた。

 その後、イアンノーネに対する正式な処分が下るまで時間がかかったが、最終的にイアンノーネには18ヵ月間の出場停止処分が下された。ただ同時に彼が汚染された食品を摂取したことを認定している。

 イアンノーネは自身の主張が認められなかったため、今後はスポーツ仲介裁判所(CAS)へ訴える予定だ。

 アプリリアは今回の裁定について声明を発表。チームのCEOであるマッシモ・リボラはその中で、アスリートが汚染された食品を通じて誤って禁止薬物を摂取した類似ケースには従っていないと指摘した。

「今回の判決によるアンドレアに対する処罰は、我々を困惑させるものだ。しかしその動機については非常に満足している」と、リボラは語っている。

「裁判官は食品汚染の主張を確認する中で、アンドレアの誠実さや無意識だったことを認めている。こうした理由から、科されたペナルティは意味をなさない」

「裁判官によって書かれた理由に照らすと、他の汚染を受けたアスリートと同様に、アンドレアは無罪を言い渡されるべきだった」

「だがこの結果は控訴に向けて、我々に多くの希望を残してくれた。我々はアンドレアにアプリリアRS-GPへ再び乗せることを望んでいる。この件が終了するまで我々は彼に寄り添い、そして彼の控訴をサポートしていくつもりだ」

 現在MotoGPは新型コロナウイルスの影響によってシーズンが中断しているため、迅速なCASへの控訴はイアンノーネにとって命綱を繋ぐものとなる可能性が残されている。

 

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