クアルタラロ「正直、バイクのポテンシャルに少し楽観的すぎた」開幕後は落ち着いた姿勢に転換
ファビオ・クアルタラロはヤマハが今季から投入しているV4エンジン搭載マシンについて、プレシーズンテストの段階から「少し楽観的すぎた」と感じている。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
写真:: Steve Wobser / Getty Images
MotoGPの開幕戦タイGPの初日を終えたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、新型マシンのポテンシャルについて「少し楽観的すぎた」と認めた上で、チームと建設的に取り組みを進めていると語った。
2026年シーズンからヤマハはマシンを大幅に変化させた。これまでの直4エンジンではなく、V4エンジンへと形式を変更したのだ。
ただクアルタラロからの評価は芳しくなかった。テスト期間中、彼はヤマハの2026年型マシンに対して概ね批判的であり、先週末のブリーラムテストではロングランで最大0.8秒遅いと主張していた。
こうした発言はヤマハの進歩の遅さに対する彼の不満が高まっていることを象徴するものであると見られてきた。ただ、開幕戦タイGPではより落ち着いた様子を見せていて、ヤマハがMotoGPで経験している長い低迷期から立ち直る手助けができるよう、集中している姿を示していた。
タイGP初日にガレージ内の雰囲気が改善していることについて問われると、彼は次のように語った。
「チームの人たちやエンジニアと話をしたけど、正直に言って、バイクのポテンシャルについては少し楽観的過ぎたと思う」
「自分はそのポテンシャルがどの程度か分かっている。だからこそ、取り乱したり、特に自分のイメージに関わるようなミスはしたくない。それが一番重要なことだし、すべてをもう少し気楽に受け止めるようにしている」
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
なおクアルタラロはマシンへの不満はありつつも、今年もヤマハ陣営では随一の速さを発揮している。陣営の他3人がタイムシートの下位に沈む中、クアルタラロはトップ10まで0.3秒の位置につける16番手だった。
とはいってもヤマハは依然としてライバル勢から「かなり離れている」とクアルタラロは考えている。特に、ブリーラムテスト後ということで各メーカーがすでにマシンの性能をほぼ引き出している状況を踏まえると、その差は顕著だと彼は語る。
「今日は少し変わったコンディションだった。雨が降っていて風も強かったので、ニュータイヤをかなり早い段階で使うことを決めた。その結果、終盤には新品が残っていなかった」
「2日間のテストを終えた後では、コンマ2秒速く感じるだけでもどれほど難しいか分かっている。だから、もちろんまだ本当に、本当に遠い位置にいる。それでも、少なくとも自分としては全力を尽くしたよ」
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