クアルタラロが新型マシンにフラストレーション爆発! 見せられないジェスチャーかます。チームは「学習プロセス」と強調
ファビオ・クアルタラロはMotoGPブリーラムテスト初日に、フラストレーションが溜まっている様子を見せた。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPは2月21日から2日間の日程で、開幕戦タイGPの舞台であるチャーン・インターナショナル・サーキット(ブリーラム)でのテストをスタートさせた。ヤマハのファビオ・クアルタラロは怪我から復帰しマシンに跨ったが、初日は大きなフラストレーションを抱えることになったようだ。
クアルタラロは2月上旬に行なわれたセパンテストの初日にクラッシュし、指を骨折したことでプログラムを早期終了。今回のブリーラムテストが復帰の場となった。
その初日、クアルタラロは22人中18番手のタイムに終わった。最速のアレックス・マルケス(グレシーニ)からは、1.2秒以上の差を付けられた。
クアルタラロはこの状況に文字通り頭を抱えている。コース上ではマシンに中指を立てるジェスチャーをし、ガレージでは顔を手で覆って俯いている姿が捉えられた。
今季ヤマハはV4エンジンへ切り替えた新型マシンを投入するが、クアルタラロにとっては現状は、全く満足の行くものではないことが分かる。
そうしたヤマハの現状について、チームマネージャーのマッシモ・メレガリは今は学習プロセスの真っ只中なのだとMotoGP公式サイトに語った。
「ライダーたちは待ちきれないかもしれないが、最初から魔法のような結果を期待できないことは分かっていた」
メレガリは少し気まずそうに、そう語った。
「特に序盤は、我々にとって学習のプロセスになるだろうと分かっていた」
「シーズン後半に入れば徐々にパフォーマンスが向上し、それに応じて結果も良くなっていくと信じたいし、今もそう考えている」
「これは大きな変革になると分かっていた。今はまさにプロセスの真最中だと思っている。昨年もテストはできたが、テストチームで行なう走行と、すべてをファクトリーチームに移した後とではまったく違う。ファクトリーライダーは常により強くプッシュするし、特別な何かを必要としているからだ」
「セパンでもそうだったが、我々は今、マシンを“見つけて”いく段階なんだ。同時に、時には想定内、時には想定外の問題も残念ながら見つかっている。本当に学習段階にあるんだ」
■当面はエンジンのアップデートなし
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
セパンテストではエンジンに関する安全上の問題を技術陣が調査するため、ヤマハはプログラムを1日中断せざるを得なかった。現段階では信頼性への懸念から、エンジニアたちはV4エンジンに対して慎重な姿勢を取っているし、セパンでは各ライダーの走行距離に厳しい上限を設けていた。
シーズン序盤にV4エンジンにアップデートを投入する可能性も取り沙汰されているが、メレガリはそれを否定する。
「いや、それはシーズン後半だ」と彼は明言した。
「アップデート版エンジンを受け取る時期はすでに決まっている。あとは、問題なく物事が進むかどうか次第だ」
「しかし、セパンで評価し確認した内容から言えば、シーズンはこの仕様のままスタートすることになる」
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