開幕戦後カタールに保管されていたMotoGPマシン、ヨーロッパに戻る

シーズン開幕戦カタールGP以降、同国の倉庫に保管されていたMotoGPの機材は、輸送手段が整えられたことにより、ヨーロッパに返送が完了した。

開幕戦後カタールに保管されていたMotoGPマシン、ヨーロッパに戻る

 2020年のMotoGP開幕戦カタールGPは、3月8日に決勝レースが行なわれる予定だった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、カタール政府はイタリアからの渡航を制限したため、MotoGP最高峰クラスの走行は中止。Moto2とMoto3のみでの開催されることになった。

 レースは開催されなかったものの、このイベントの1週間前に行なわれたテストのために持ち込まれたMotoGP関連の機材は、多くがそのまま同地に残されており、中止が決まった後にはドーハ空港の倉庫に輸送されることになった。MotoGPは、パートナーであるカタール航空と協力して、各チームのバイクをはじめとした機材を「非常に安全で自動化され、温度管理された」施設で保管してきた。当時はその後のレースがどうなるのか、先行きがまったく不透明な状態だった。

 しかし新型コロナウイルスの感染は、世界中にさらに拡大。カタールGP以降の7レースが延期されることになった。そのためカタールに残されていた機材は、ドルナの本部があるスペイン・カタルニアの施設に輸送されることが最終的に決定された。

 カタールからスペインへのフライトは現在非常に需要が高いと言われている。そんな中ドルナは、カタール航空と協力して、全ての物資をヨーロッパに戻すための5フライトを準備した。

 チームのバイクや機材、そしてドルナが持つテレビ放送のための機器を移動する計画は、4月1日にスタート。5つのフライトのうち4つはアラゴン地方のザラゴザに着陸し、残りのひとつはバルセロナに向かうこととなった。その最終便が4月22日(水)にザラゴザに到着した。

 ほとんどの機材はシーズンが再開されるまでカタルニアで保管されることになるが、所有者に戻されるモノもあるようだ。

 最近ではドイツとオランダが、国内での大規模イベントの開催中止期間を延長することを決定した。そのため、ザクセンリンクでのドイツGPとアッセンでのオランダGPは、開催が延期されるのが濃厚という状況になっている。

 ドルナの代表であるカルメロ・エスペレータは、今シーズンを8月にブルノで行なわれるチェコGPでスタートさせることを目指すとしている。

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