マルケス、衝撃の復帰戦7位にもライバルは驚かない? ミル&クアルタラロ「予想通り」

MotoGP第3戦ポルトガルGPで9ヵ月ぶりのレース復帰を果たしたマルク・マルケス。彼の復帰戦7位という結果に関しては、ライバルは予想していた状況だと語っている。

マルケス、衝撃の復帰戦7位にもライバルは驚かない? ミル&クアルタラロ「予想通り」

 2020年の7月にクラッシュで右腕を骨折したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が、2021年シーズン第3戦ポルトガルGPでついにレース復帰を果たした。マルケスはいきなり7位という結果を残したが、ライバル達からするとこうした力強い復帰戦も予想外の結果ではなかったようだ。

 実に9ヵ月ぶりのMotoGP復帰となったマルケス。彼は予選6番手を獲得し周囲を驚かせたが、レースでもホンダ勢最上位となる7位でフィニッシュした。

 復帰こそ果たしたものの、万全の状態とは程遠いマルケスが復帰初戦で7位を獲得したのは、驚くべきリザルトと言える。ただ優勝したファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)や現王者のジョアン・ミル(スズキ)などライバルからは、こうした走りも驚きではなかったようだ。

「僕はこれも予想していたよ」と、クアルタラロはマルケスの走りについて語る。

「彼は先頭から10秒と少しの位置でフィニッシュしていたけど、このコース(アルガルヴェ・サーキット)で25周を連続で走ったことはないんだ」

「このコースは僕としてはカレンダーの中でも最も肉体的な要求の高いトラックだ。今や彼はその厳しいトラックでレースを走り切るフィーリングを把握している。そして次は彼もよく知っているヘレスへと戻るんだ」

「僕としては予想していた結果だったし、予選での彼も印象的だったね。つまり、彼は帰還したということだ」

 ミルもこうしたクアルタラロの考えに同意しており、次のように付け加えている。

「僕もマルクがこうした結果を出すことを期待していた」

「彼が100%の状態に近づきつつあるように思えるし、力強い復帰が可能だったというのが実際のところだ」

「今週末の彼は本当に、本当に強かった。それが事実だ」

「今回が彼にとってホンダのバイクで走る(今季)初めての機会で、昨年と全く同じマシンというわけではない」

「そこが物事をより難しくしている。たとえ100%の状態だったとしても、難しかっただろう」

「彼とそのチームは素晴らしい仕事をしたと思う」

 またポルトガルGPで2位を獲得したフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、次戦スペインGPではマルケスが間違いなくトップグループに食い込んでくるだろうと予測している。

「彼がこうした復帰を果たすだろうと、僕は予期していたよ」

「FP1で3番手タイム、FP2でも6番手、予選では6番グリッド……こうしたレースウィークのあとだからね」

「彼はトップ10に挑戦するだろうと思っていたし、実際7位でフィニッシュしている。僕はマルケスがこうした結果を出せるだろうと思っていたんだ」

「100%でなければ彼は復帰しなかっただろうと思っている。だから肉体的には彼は良い水準にあると思うんだ」

「もちろん、バイクを走らせるのは違った肉体的な負荷もあるし、レースの25周は厳しいものだろう」

「だけど彼は僕の予想していたコトをやってきた。そしてヘレスでは彼は間違いなくトップ層にいるだろう」

 

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シリーズ MotoGP
執筆者 Lewis Duncan