【MotoGP】スズキの弱点は”今年も”予選? 20年王者ミル「自然なスタイルで走れない!」

昨年のMotoGP王者であるスズキのジョアン・ミルは、予選では「自然ではない」スタイルで走っているため、好タイムを記録できないでいると語る。

【MotoGP】スズキの弱点は”今年も”予選? 20年王者ミル「自然なスタイルで走れない!」

 2020年のMotoGP王者に輝いたジョアン・ミル(スズキ)は、予選でのパフォーマンスに苦労しており、自然なスタイルでバイクに乗ることができていないと語った。

 チャンピオンを獲得したとはいえ、予選でのパフォーマンスは、昨年からスズキの弱点だったと言える。ミルはコンスタントにポイントと表彰台を獲得したが、優勝は1回のみ。それ以上に、ポールポジションは1度も獲得できなかった。ポールポジション獲得0回でタイトルを獲得したのは、1992年のウェイン・レイニー以来のことである。

 スズキは、2015年にMotoGP最高峰クラスに復帰して以来、ポールポジションを獲得したのは同年のカタルニアGPのみ。アレイシ・エスパルガロの手によるものだった。同GPではマーベリック・ビニャーレスも2番グリッドを手にしており、スズキが1-2を独占したのだった。

 そして今季カタールで行なわれたMotoGPの開幕戦と第2戦では、ミルはいずれもフリー走行で予選Q2直接進出の権利を手にすることができず、スターティンググリッドは9番手と10番手が精一杯だった。

「やるべきことがたくさんある」

 ミルはスズキの予選パフォーマンスについてそう語った。

「今は離されているけど、徐々に近づいている。改善しなければいけない部分は分かっているけどね。でも、良いラップタイムをまとめるのは本当に難しいんだ」

「(好みの形とは)別の形でバイクに乗らなきゃいけない。ラップタイムをまとめ上げるために、こういう形で乗るのは本当に自然なことじゃないんだ」

 ただレースでの力強さは今年も健在。開幕戦カタールGPでは、表彰台まであと一歩(0.093秒差)まで迫る4位、続くドーハGPでは、ジャック・ミラー(ドゥカティ)と接触したことでポジションを落としたが、最終的に7位まで挽回してみせた。

 スズキのマシンはタイヤに優しく、それが予選という”弱点”を埋める結果になった。しかしそれでも、予選パフォーマンスを改善することは「最も重要なことのひとつ」だとミルは認める。

「土曜日は、日曜日よりもずっと緊張する。ストレスも多いんだ」

 そうミルは付け加える。

「1周アタックのペースで、ライバルから遠く離れているのは、普通ではない。これは、僕らが修正しなければいけないモノだ」

「結局レースペースを見れば、僕らは本当に力強い。本当に良い形でバイクに乗れているんだ。でも普通じゃないのは、アタックラップでライバルたちは1秒半ほど速く走るということなんだ」

「だから、それは僕らが取り組む必要のあることだと思う。しかも、今の形は僕のスタイルの助けになっていない」

「通常なら、僕は本当にアグレッシブにアタックする。アタックをまとめ上げるには、アグレッシブでなければいけない。プッシュしなきゃいけないし、アグレッシブに減速しなければいけない。それが僕のスタイルなんだ」

「しかしこのバイクは、本当にスムーズに、そしてリラックスして走らせなければいけないんだ」

 

Read Also:

シェア
コメント
“得意”カタールで勝利逃したドゥカティ……でも大丈夫! チーム上層部「2020年から改善大きい」

前の記事

“得意”カタールで勝利逃したドゥカティ……でも大丈夫! チーム上層部「2020年から改善大きい」

次の記事

俺の身体、デカすぎ……? ダニーロ・ペトルッチ、テック3KTM移籍も大柄体躯に悩まされ苦戦中

俺の身体、デカすぎ……? ダニーロ・ペトルッチ、テック3KTM移籍も大柄体躯に悩まされ苦戦中
コメントを読み込む